新綱島駅を縦断する道路が今週開通。タクシー乗り場が新設され、運用を開始します。
横浜市都市整備局は、現在、新綱島駅(綱島東1)の地上部で工事を進めている南北縦断道路「綱島東線」を、今週(2023年)12月22日(金)14時から開通すると発表。
新たに新綱島駅北口の出入口近くに「タクシー乗降場」を新設、同時刻より運用を開始する予定となりました。
「綱島東線」が開通するにあたり、綱島街道にある信号機の切り替え作業が行われる予定となっており、その完了を待っての供用開始になるため、天候などにより日時が変更になる場合があるとのこと。
新しいタクシー乗降場については、新綱島駅北側からタクシー各社の車両が入ることになっており、スペースは4台分を確保しているといいます。
1台分が乗り場、2台が待機場所、1台が降り場としてのスペースの確保になる見込みです。
今回のタクシー乗降場の新設にあたり、同局綱島駅東口周辺開発事務所の中村俊輔所長は、「これまで(東急東横線)綱島駅東口の1カ所だったタクシー乗り場が増えること、バス発着場の部分移転もあり、綱島駅に乗り入れる車両が減ることで、駅前の交通環境がより良いものになれば」と、新たな乗降場の設置に至った理由を説明します。
タクシーを待つ際の雨除けの役割を果たす「上屋」(うわや=屋根)やベンチの設置については、来年度(2024年4月以降)以降に一般財団法人神奈川タクシーセンター(神奈川県タクシー協会内・中区日ノ出町)が行うことを計画しているとのことです。
なお、「一般車」の乗降場所はタクシー乗り場の南側(バス乗り場北側)に2台分設置される予定とのこと。
新たな縦断道路の開業により、「新綱島駅」周辺の交通環境がどのように変化していくのかにも大きな注目が集まることになりそうです。
【関連記事】
・新綱島駅へ移動する8系統の「バス時刻表」発表、市営13系統は削減へ(2023年12月14日)※路線バスは12月23日(土)始発からの移転・乗り入れ開始を予定している
・新綱島駅の地下機械式「駐輪場」は2024年1月オープン、新規募集は未定(2023年11月21日)※地下機械式「駐輪場」に近い位置にタクシー乗降場が設置される
・<新綱島駅>タクシー乗場計画を変更、綱島街道沿いから駅出入口の真上付近に(2019年3月8日)※タクシー乗り場の位置の計画が変更された経緯がある
【参考リンク】
・新綱島駅上部の道路「綱島東線」が開通し、新たなバス乗り場などがオープンします(横浜市記者発表資料)※「綱島東線」開通にともなう式典(セレモニー)やイベントは予定されていない