綱島駅前からは日吉方面行と鶴見方面行のバスに乗ることができなくなります。
横浜市都市整備局の綱島駅東口周辺開発事務所は、来月(2023年)12月23日(土)から新綱島駅の地上部に新たなバス乗場を設け、綱島駅を発着する東急バスと臨港バス(川崎鶴見臨港バス)、横浜市交通局の計8系統が新綱島駅側の乗場へ移ることを発表しました。
移動となるのは、東急バスの「日92」「日93」「日81」の3系統でいずれも日吉駅東口行、臨港バスは「鶴03」(鶴見駅西口行)、「綱23」(新横浜駅行)、「川51」(川崎駅西口行)の3系統、市営バスは「13」(鶴見駅前行)と「59」(横浜駅西口行)の2系統(ページ下部に一覧)。
いずれの系統も綱島街道を経由して綱島駅を結んでおり、同道路上から新綱島駅の地上部まで市道「綱島東線」などの新たなアクセスルートを設けて発着地を移し、綱島東口駅前の混雑緩和を図ります。
駅東口周辺開発事務所によると、現在は駅東口の乗場に1日約800本のバスが乗り入れており、このうち半数は新綱島駅側に移ることになるといいます。
綱島駅の利用者向けには、綱島街道沿い(日吉方面車線の住友不動産販売綱島営業センター付近)に降車専用の「綱島駅入口」バス停を新たに設け、東急バス以外の5系統が停車を予定。
市営の「13系統」の鶴見駅発はダイヤの都合で新綱島駅までは客を乗せず、綱島駅入口を終点とします(鶴見駅方面行への乗車時は新綱島駅発)。
一方、新綱島駅北口近くの綱島街道沿い(大綱橋方面車線)に置かれている「綱島駅入口」バス停は東急バス用となり、「日93」の駒岡・日吉方面行への乗車や、「日92」と「日81」(新綱島駅行)の降車用として使う予定です。
新綱島駅のバス乗場は、駅南口寄りの道路上(市道「綱島東線」)に5つの乗降場所を設け、1・2番が臨港バス、3番は市営バス、4・5番を東急バスが使用。バス乗場の屋根(通路シェルター=上屋)などは来年3月末までに整備する計画。
乗場の移動にあわせ、新綱島駅の改札口付近にはバス乗場の案内図を掲出するとのこと。また、各系統ではダイヤ改正や発着時刻の変更が行われる予定です。
また、綱島東線の完成により、北口側の道路上にはタクシー乗場や身体障害者用乗降場、一般車の乗降場もそれぞれ整備され、こちらは12月22日(金)の14時から使えるようになります。
綱島駅から新綱島駅へ乗場が移る系統は次の通り。
12月23日(土)から新綱島駅の乗場に移る系統
<東急バス>
- 日92系統:新綱島駅~南綱島住宅~日吉駅東口
- 日93系統:新綱島駅~駒岡~日吉駅東口(※「綱島駅入口」は駒岡方面行のみ停車)
- 日81系統:新綱島駅~北綱島~日吉駅東口(※1日数本のみ運転)
<臨港バス>
- 鶴03系統:新綱島駅~樽町~鶴見駅西口
- 綱23系統:新綱島駅~トレッサ横浜~新横浜駅
- 川51系統:新綱島駅~末吉橋~川崎駅西口
<横浜市営>

12月23日(土)以降の横浜市営バスにおける新綱島駅の乗場案内、「13系統」の鶴見駅前行は新綱島駅発だが、鶴見駅発は運行ダイヤの都合で新綱島駅には乗り入れず、「綱島駅入口」で打ち切る形となっている(市の案内ページより)
- 13系統:新綱島駅~末吉橋~鶴見駅前(※鶴見駅前発は「綱島駅入口」が終点となる)
- 59系統:新綱島駅~浦島丘~横浜駅西口
【関連記事】
・新綱島駅へ移動する8系統の「バス時刻表」発表、市営13系統は削減へ(2023年12月14日)※リンク追記
・<都計審>綱島駅東口の再開発計画を了承、バス乗場や新駅連絡で質疑(2022年6月23日、東口の再開発ビルが完成した際には降車用の「綱島駅入口」バス停用のスペースも設けられる見込み)
【参考リンク】
・綱島駅のバスのりばの一部が新綱島駅へ移転します(2023年12月23日実施、横浜市都市整備局)