新綱島駅の地下機械式「駐輪場」は2024年1月オープン、新規募集は未定 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

新綱島駅の北口(日吉駅寄り)近くで地下に自動収容するタイプの「駐輪場」が新年早々にオープンします。

横浜市都市整備局の綱島駅東口周辺開発事務所は、新綱島駅の北口近くで建設を進めていた「地下機械式駐輪場」について、来年(2023年)1月4日(木)から使えるようにすると発表しました。

「地下機械式駐輪場」のイメージ、地下に設けた空間に収容する(「綱島駅東口周辺まちづくりニュース」第10号より)

この駐輪場は、地下に円形の自転車収容スペースを設け、地上部の出入庫ブースから自動で出し入れする形の駐輪場システム。

当初、新綱島駅には日吉駅のような地下空間に利用者が自由に出入りする形の駐輪場を設ける予定でしたが、完成までには鉄道などの関連工事の進捗に左右されることや、予算面などから今回の地下機械式が採用されたものです。

新綱島駅の北口(日吉寄り)ではすでに「地下機械式駐輪場」が完成し、自転車の出入庫口が置かれている(11月20日)

1月4日に使用を開始する新綱島駅北口の「新綱島駅自転車駐車場」は収容台数が約500台(1基あたり250台×2基)の規模となっています。

一方、綱島駅東口では再開発計画の決定にあわせて綱島街道沿いにある「綱島駅東口第4自転車駐車場」(約350台収容)を来年1月3日に閉鎖する方針が決まりました。跡地を工事関連の用地などとして使うといいます。

綱島街道沿いにある「東口第4自転車駐車場」は2024年1月3日で廃止となることが告知されている。写真の中ほど奥に見えるのは高齢者向け住宅などが入る12階建てビル(11月20日)

そのため同開発事務所では、まず東口第4自転車駐車場の利用者を優先的に新綱島駅の地下機械式駐輪場に案内する予定としており、新規利用者の募集現時点で未定だといいます。

また、新規募集を行う場合は定期利用(1カ月・3カ月)のみになるとのことです。

なお、地下機械式駐輪場は、東口の再開発が進んだ際に同エリアにも2基(約500台分)を設ける計画となっています。

【関連記事】

新綱島駅の駐輪場、地下に自動収容する「機械式」で500台超を確保(2022年8月29日、仕組みなどについて)

綱島東口「駅前再開発」が都市計画決定、2028年度の完成を目指す(2022年7月11日、東口の再開発では綱島街道沿いに350戸のタワーマンションなどを計画)

【参考リンク】

新綱島駅周辺の市営自転車駐車場(地下機械式などの案内)

綱島駅東口第4自転車駐車場(綱島街道沿い、東口再開発の計画決定により2024年1月3日で廃止予定)


カテゴリ別記事一覧