日吉駅で「最終章」となった相鉄・東急沿線の横浜市内7区8駅で行われたキャンペーン。“100人超”となる最多人数の参加で、新線の開業を待つ日吉駅を盛り上げます。
横浜市資源循環局は、先月(2023年)2月22日(水)での横浜駅を皮切りに、市内7区8駅で「相鉄線・東急線“清掃でも”つながる」キャンペーンを初めて開催しました。
最終日、そしてきのう3月2日(木)午前に行われた最終回となる日吉駅(日吉2)周辺での開催は、当初想定していた60人を大幅に上回る100人超が参加。
今月3月18日(土)の「相鉄・東急新横浜線」開業に向けての地域美化活動への“想い”を共有しました。
この日は、日吉駅周辺美化推進委員や日吉の5自治会・町内会、日吉商店街や東急・横浜市営地下鉄日吉駅係員、市資源循環局街の美化推進課、資源循環局港北事務所、港北区地域振興課の職員らが参加。
これまでも日吉駅周辺で定期的に行われてきた清掃活動のほか、歩きたばこ・ポイ捨て・受動喫煙の防止の呼び掛けを実施するため、港北区内で活動を行う港北区保健活動推進員(禁煙おすすめ隊)や区福祉保健課の職員も加わり、健康増進のアプローチでの啓発活動を約30分間にわたり実施しました。
「つながる」キャンペーンとして実施してきた初回の横浜駅以降、瀬谷駅(2月23日)、羽沢横浜国大駅・天王町駅・緑園都市駅・鶴ケ峰駅(3月1日)、三ツ境駅(3月2日)と行われる中、日吉駅が最多の参加人数に。
新横浜線開業の記念イベントとして、東急線キャラクター「のるるん」や港北区「ミズキー」、横浜市のごみを減らすための環境行動を表すキーワード“ヨコハマ3R夢(すりむ)”のマスコット「イーオ」も日吉駅に来場し、通りかかる人々からの大きな注目や歓声を集めていました。
この日集められたごみの総量は、20分強という短時間ながら約10キログラム。内訳は、「燃やすごみ」(プラスチックなど含む)が約8キログラム、「缶・ビン・ペットボトル」が、約2キログラムにも及ぶという結果に。
「100人を超える予想外のご参加に驚き、感激しました。ごみも多く集まりましたが、鉄道開業に向けて、さらに“街をきれいに”する機運が高まれば」(港北区の担当者)と、“ごみポイ捨てゼロ”、“歩きたばこ・受動喫煙ゼロ”といったマナー向上、そして健康増進を、今回のキャンペーンを通じて地域住民や“来たる”沿線からの来街者にも広く呼び掛けています。
【当日の様子】
【関連記事】
・冷蔵庫の「食品ロス」削減もテーマ、4年ぶり表彰式で“まちの美化”呼び掛け(2023年2月23日)
・日吉駅前の「路上看板」16件を撤去、警察・行政・商店街・住民が初の大規模パトロール(2021年12月17日)
・日吉駅前を“雨ニモマケズ”きれいにしたい、慶大生が「ごみ拾い」から学ぶこと(2021年12月15日)
・なぜ「松の川緑道」はいつもきれいなのか、日吉の小学生が校外授業で清掃活動(2021年3月9日)
【参考リンク】
・「相鉄線・東急線 清掃でも つながる︕」キャンペーン 相鉄・東急が走る市内7区8駅で、清掃・啓発を実施します︕(横浜市記者発表資料)