日吉を“住み続けたい”街にするために、慶應生が「塾生会議」提言でアンケート

横浜日吉新聞

日吉を「住み続けたい」街にするためには――慶應生が「提言」をまとめるためのアンケートを実施、回答を年明け頃まで募集しています。

日吉近郊に住まう人を対象としたアンケートの実施を呼び掛けるポスター(「2022塾生会議」SDGs目標11『住み続けられるまちづくり』担当グループ提供)

日吉近郊に住まう人を対象としたアンケートの実施を呼び掛けるポスター(「2022塾生会議」SDGs目標11『住み続けられるまちづくり』担当グループ提供)

慶應義塾大学日吉キャンパス(日吉4)では、大学の10学部すべてから選抜された学生が、SDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標) を実現するための慶應義塾のビジョン・目標・ターゲットを提言する「2022塾生会議」(代表:奥田暁代常任理事)を今年(2022年)6月に発足。

6月から7月までは、慶應義塾大学理工学部教授でもある伊藤公平塾長や、SDGsの専門家らによる講演を中心に受講したのち、10月以降は、17グループに分かれてディスカッションを実施。

来年(2023年)1月中にも実施予定の「提言発表会」をゴールに据えての活動をおこなっているといいます。

今回、「日吉近辺にお住まいの方々へ」とのポスターを制作、アンケートを実施しているのが、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」を担当するグループに所属する小松健太郎さん清川莉世(りせ)さん子玉(こだま)朋佳さん鈴木愛奈(あいな)さん土居七海(ななみ)さんの5人。

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」のなかで『まちの誇りの慶應大学』という存在にすることを目指していく(12月17日、イメージ)

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」のなかで『まちの誇りの慶應大学』という存在にすることを目指していく(12月17日、イメージ)

グループで広報を担当する清川さんは、「大学と日吉のまちに着目し、学生とまちの方々の関わりを創出しその相乗効果を生み出すことで、住民の方々にとって日吉を『住み続けたいまち』にすることを目指しています」と、議論を経て、まずは“住民からの声を聞く”ことをミッションに据えたことを説明します。

特に、清川さん自身も、昨年度(2021年度)は新型コロナ禍の影響もあり、「大学には週1回程度しか来ることができませんでした」と、リモート環境での授業は受講できたものの、「日吉の街」との距離感が、今年度から通学機会が増えたことで、変わってきたとも感じているといいます。

昨年度は「週1回」のみの登校だったこともあり、日吉との接点も少なかったと清川さん。街でも「一方通行」の社会実験がおこなわれるなど地域まちづくりの機運が少しずつ醸成されつつある(12月9日、日吉中央通り)

昨年度は「週1回」のみの登校だったこともあり、日吉との接点も少なかったと清川さん。街でも「一方通行」の社会実験がおこなわれるなど地域まちづくりの機運が少しずつ醸成されつつある(12月9日、日吉中央通り)

特に感じていることとして、「慶應大学を住民の方々にとって『(距離的に)近くて(心理的には)遠い大学』ではなく『まちの誇りの慶應大学』という存在にすることを目指したい」と、今年度に終わらないであろう夢も描きながらのアンケートからのスタートだと説明します。

日吉を拠点としたより良いまちづくりを起点に、SDGsの目標『11』の達成に貢献するロールモデルとなるため、学生としてできることを精一杯考え実現していくことができれば」と清川さん。

アンケートはインターネット上で実施、地域でも掲示を依頼するというポスターなどで呼び掛けをおこないながら、年明け1月4日(水)ごろまで回答を募集する予定とのこと。

日吉にお住まいの皆様の声を反映した企画提言をまとめたいと思っていますので、ぜひ“ご近所”の方々にもアンケートの実施についてシェアしてもらえれば」(清川さん)と、日吉近郊に住まう人々からの多くの回答を呼び掛けています。

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スポーツが「SDGs」に貢献、日吉拠点の研究者らが3/5(土)にシンポジウム(2022年2月28日)

【参考リンク】

日吉近辺にお住まいの方々へのアンケートのお願い(Googleフォーム)※「2022塾生会議」SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」担当チーム

2022塾生会議(慶應義塾大学自然科学研究教育センター)

「慶應義塾SDGs会議-2022塾生会議」ガイダンスを開催(慶應義塾)


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