<港北区内の44投票所>新住民流入の日吉で高い伸び、綱島地区も健闘

横浜日吉新聞

新住民が流入した日吉地区の投票所で高い伸びが見られ、今回は「期日前投票所」が開設されなかった綱島地区も健闘が見られます。

先月(2022年)7月10日に投開票が行われた参議院議員選挙で、このほど区内44カ所に設置した投票所の個別投票率が港北区選挙管理委員会から公表されました。

投票イメージ(PhotoACより)

今回の参院選では、神奈川選挙区の当選者が補欠選挙分を含め1人増えて5人となったこともあって計22人が立候補し、比例代表では15の政党・政治団体が名簿を届ける乱戦模様

このうち、神奈川選挙区の投票率が54.51%(前回48.73%)となり、港北区でも7.04ポイント増の56.79%(前回49.75%)と上昇しています。

区内に44カ所設けられた投票所では、65.45%から48.21%まで開きはありましたが、すべての投票所で投票率が上がっていました。

各投票所ごとの投票率は次の通りでした。なお、投票日当日に指定された投票所へは行かず、あらかじめ「期日前投票所」で投票した場合も指定の投票所での投票として集計されています。

港北区44カ所の投票所における投票率(神奈川選挙区)

カッコ内の人数は投票日8月22日の投票対象地域における有権者数

  • コンフォール南日吉集会室(2,243人):65.45%(前回59.54%)+5.91
  • 日吉台中学校(6,604人):62.81%(前回52.91%)+9.90
  • 大綱小学校(10,089人):62.74%(前回54.99%)+7.75(※大倉山4)
  • 港北区役所(4,923人):62.54%(前回54.65%)+7.89(※大豆戸町)
  • 篠原小学校(4,932人):62.41%(前回54.94%)+7.47
  • 箕輪小学校(10,632人):61.82%(前回52.94%)+8.88
  • 篠原地区センター(2,690人):61.75%(前回55.59%)+6.16
  • サンヴァリエ日吉集会室(5,012人):61.71%(前回55.77%)+5.94(※下田町4)
  • 大谷学園幼稚園(3,207人):61.68%(前回53.43%)+8.25(※篠原台町)
  • 港北小学校(7,070人):60.55%(前回52.65%)+7.90(※菊名2)
  • 綱島小学校(9,746人):60.52%(前回53.10%)+7.42
  • 大豆戸地域ケアプラザ(5,281人):60.42%(前回52.99%)+7.43
  • 日吉台小学校(4,011人):60.31%(前回51.97%)+8.34
  • 日吉地区センター(5,748人):60.07%(前回51.74%)+8.33
  • 大曽根保育園(4,385人):59.59%(前回54.34%)+5.25
  • 駒林小学校(8,354人):59.92%(前回52.75%)+7.17(※日吉本町2)
  • 師岡町会館(8,701人):59.07%(前回52.25%)+6.82
  • 太尾小学校(8,962人):58.86%(前回51.28%)+7.58(※大倉山7)
  • 下田小学校(6,324人):58.71%(前回53.04%)+5.67
  • 大曽根小学校(5,969人):58.60%(前回53.22%)+5.38
  • 横浜きもの専門学校(4,309人):57.95%(前回50.66%)+7.29(※篠原北1)
  • 菊名地区センター(6,697人):57.46%(前回50.65%)+6.81
  • 日吉南小学校(6,286人):57.13%(前回49.87%)+7.26
  • 武相高等学校(7,337人):57.01%(前回51.01%)+6.00(※仲手原2)
  • 綱島東小学校(9,922人):56.91%(前回48.12%)+8.79
  • 港北区投票所平均(在外投票除く293,926人):56.85%(前回49.81%)+7.04
  • 新田中学校(7,951人):56.41%(前回51.09%)+5.32(※新吉田東5)
  • 篠原中学校(6,804人):56.33%(前回49.71%)+6.62
  • 樽町中学校(13,194人):56.27%(前回47.97%)+8.30
  • 北綱島小学校(8,702人):56.26%(前回48.82%)+7.44
  • 高田小学校(6,648人):56.02%(前回50.04%)+5.98
  • 綱島地区センター(2,837人):55.34%(前回47.19%)+8.15
  • 矢上小学校(2,620人):55.23%(前回47.02%)+8.21(※日吉3)
  • 新吉田小学校(5,489人):54.18%(前回48.19%)+5.99
  • 大豆戸小学校(10,894人):53.96%(前回49.11%)+4.85
  • チロル幼稚園(2,645人):53.88%(前回45.54%)+8.34(※日吉3)
  • 宮前公会堂(6,057人):53.52%(前回46.99%)+6.53(※日吉5)
  • 綱島東親和会自治会館(4,177人):53.46%(前回47.48%)+5.98
  • 新吉田第二小学校(4,949人):52.43%(前回43.95%)+8.48
  • 高田東小学校(5,019人):51.29%(前回44.77%)+6.52
  • 新田地区センター(10,830人):50.99%(前回44.38%)+6.61(※新吉田町)
  • 城郷小学校(6,108人):50.88%(前回44.39%)+6.49(※鳥山町)
  • 城郷小机地区センター(10,395人):50.32%(前回44.73%)+5.59
  • 新羽小学校(7,471人):48.47%(前回41.11%)+7.36
  • 岸根高等学校(11,702人):48.21%(前回41.81%)+6.40

区内投票所で投票率がもっとも高かったのは、今回も日吉本町4丁目の「コンフォール南日吉集会室」(65.45%)で、UR都市機構の大型団地内にある集会所が常にトップを維持しています。

日吉台中学校の投票所は前回からの伸び率で区内トップだった

日吉地区では、日吉本町駅が最寄りの「日吉台中学校」(62.81%)や大型再開発エリア内にある「箕輪小学校」(61.82%)、下田町の大型団地群の「サンヴァリエ日吉集会室」(61.71%)などが高い投票率でした。なお、前回参院選時は箕輪小学校の投票所はなく、同じ町内の「日本大学高校」(箕輪町2)に置かれていました。

また、妙蓮寺駅に近いエリアに置かれた投票所で投票率の高さが目立ち、期日前投票所へアクセスしやすい大倉山地区では期日前投票を行った有権者の割合が高くなっています。

なお、今回の参院選で「投票率が60%以上」かつ「前回投票率からの伸び率が高かった投票所」は次の通りでした。

投票率「60%以上」かつ伸び率が高かった投票所

「期日前」は期日前投票所で投票した有権者の割合、pt=ポイント

  1. 日吉台中学校(6,604人):62.81%(前回52.91%)=9.9pt、期日前13.2%(日吉本町3~4丁目の一部)
  2. 箕輪小学校(10,632人):61.82%(前回52.94%)=8.88pt、期日前17.7%(箕輪町2丁目全域、箕輪町1丁目と日吉5~7丁目の一部)
  3. 日吉台小学校(4,011人):60.31%(前回51.97%)=8.34pt、期日前16.7%(日吉本町1~3丁目の一部)
  4. 日吉地区センター(5,748人):60.07%(前回51.74%)=8.33pt、期日前22.6%(日吉1~2丁目全域、日吉本町1~2丁目の一部)
  5. 大谷学園幼稚園(3,207人):61.68%(前回53.43%)=8.25pt、期日前13.8%(篠原台町全域、篠原西町の一部)
  6. 港北小学校(7,070人):60.55%(前回52.65%)=7.90pt、期日前21.5%(菊名1~2丁目と仲手原1丁目全域、菊名3丁目と仲手原2丁目の一部)
  7. 港北区役所(4,923人):62.54%(前回54.65%)=7.89pt、期日前37.0%(大倉山1丁目全域、大豆戸町の一部)
  8. 大綱小学校(10,089人):62.74%(前回54.99%)=7.75pt、期日前25.8%(大倉山3~4丁目全域、大倉山2・5丁目と大豆戸町の一部)
  9. 篠原小学校(4,932人):62.41%(前回54.94%)=7.47pt、期日前25.3%(富士塚1丁目全域、富士塚2丁目と篠原東3丁目の一部)
  10. 綱島小学校(9,746人):60.52%(前回53.10%)=7.42pt、期日前14.5%(綱島西2~3丁目と綱島上町の全域、綱島西4丁目の一部)

このなかでは、前回3年前の参院選(2019年7月)時と比べ、1位の日吉台中学校は340人、2位の箕輪小学校では1792人の有権者が増えており、新住民の多い投票所という特徴があります。

再開発エリア内にある箕輪小学校の投票所では前回から有権者が1792人増えていた

一方、前回は綱島地区センター(綱島西1)に置かれた期日前投票所が今回は日吉へ移されていますが、会場となった「日吉地区センター」(期日前投票の割合22.6%)と、同地区センターまで少ない坂道でアクセス可能な日吉3丁目の「チロル幼稚園」(同21.1%)のほかに期日前投票の割合が20%を超えた投票所は見られませんでした。

一方、綱島地区では「綱島東小学校」(8.79ポイント)や「綱島地区センター」(8.15ポイント)、「北綱島小学校」(7.44ポイント)、「綱島東小学校」(7.42ポイント)、「綱島小学校」(7.42ポイント)で投票率の伸びが高くなっており、期日前投票所の“綱島復活”によっては投票率に変化を見せる可能性があります。

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<2022年参院選>港北区内での得票に特徴も、投票率は7ポイント増(2022年7月12日)

・【前年の市長選記事】地域によって「投票率」に濃淡、8月市長選で見えた港北区内44カ所の実態(2021年10月18日)

【参考リンク】

港北区「各投票所別投票率」(港北区総務課)


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