定期券の利用者が3割減った「グリーンライン」、朝のラッシュは25%減 | 横浜日吉新聞

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グリーンライン定期券利用者約3割減っているといいます。きのう(2022年)3月7日に開かれた横浜市会(市議会)の予算第二特別委員会で市交通局が新型コロナウイルス禍の影響を明かしました。

朝のグリーンライン日吉駅ホーム(2022年2月)

市交通局の亀本武伸・高速鉄道本部長は、新型コロナ禍前の2019年度と比較して「グリーンラインでは特に定期券利用者への影響が大きく、定期券以外の減少率が11%であるのに対し、定期券利用者は29%の減少となっている」と報告。

通勤時間帯である朝7時台の乗降者数で見ると、ブルーラインは20%程度の減少であったのに対し、グリーンラインは約25%減となっているといいます。

質問した神奈川区選出の小松範昭市議(自民党)は、大幅に定期券客が減っていることについて「グリーンライン沿線は、ブルーラインに比べてテレワークの影響が大きいサラリーマン世帯や、リモート授業が進められている学生の割合が多いことによるのではないか」と分析していました。

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【参考リンク】

横浜市交通局(経営情報なども)


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