<日吉駅>新タクシー乗り場は2/1(火)朝9時から、西口側の廃止に注意 | 横浜日吉新聞

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日吉駅前のタクシー乗り場の移設日が決定、新しい乗場の運用は来月(2022年)2月1日(火)午前9時からスタートする見込みとなりました。

日吉駅東口に新たに整備されたタクシー乗り場。来月(2022年)2月1日(火)午前9時から運用開始となる(1月9日)

日吉駅東口に新たに整備されたタクシー乗り場。来月(2022年)2月1日(火)午前9時から運用開始となる(1月9日)

横浜市道路局港北区区政推進課神奈川県タクシー協会(中区日ノ出町)と連携し、日吉駅東口側の綱島街道沿いに新たに新設することになった「タクシー乗車場所」。

これまでの日吉駅西口ロータリー(商店街)側で慣習的におこなわれてきたタクシー乗車。

しかしこの場所は正式に乗り場として設置されたものではなく、利用者の待機列が駅階段に続くことや、車いすやベビーカーの利用者、高齢者などが利用しづらい状況となっていたこと、また路線バスの降車場所であることや、通学路である普通部通りや駅ロータリー周辺での車両の滞留など、数多くの問題が指摘されていました。

神奈川県タクシー協会により日吉駅に掲示された「タクシー乗り場のお知らせ」ポスター(港北区提供)

神奈川県タクシー協会により日吉駅に掲示された「タクシー乗り場のお知らせ」ポスター(港北区提供)

今回の移設により、日吉駅の地上改札口から段差無しでタクシーの乗車が可能となるほか、駅西口周辺の交通環境の改善につなげることが期待されています。

タクシー乗り場の移設については、昨年11月の計画の公表以降、着々と工事が進められてきたこともあり、県タクシー協会が先月(2021年)12月23日午後に駅構内や現在の乗り場付近にも移設の告知ポスターを掲示

港北区も、「広報よこはま」2022年1月号で告知をおこなうなど、日吉駅利用者や周辺住民への周知の徹底をはかりたい考えです。

2月1日(火)朝9時以降は西口ロータリー側からは乗車できない。「タクシー乗り場のお知らせ」ポスターは現在の乗り場近くなど日吉駅構内に掲示されている

2月1日(火)朝9時以降は西口ロータリー側からは乗車できない。「タクシー乗り場のお知らせ」ポスターは現在の乗り場近くなど日吉駅構内に掲示されている

工事は、一般財団法人神奈川タクシーセンター(中区日ノ出町)による雨除けの上屋(うわや=屋根)の設置などが残されている状況とのことで、「日吉駅西口側の乗り場は廃止されることについてなど、乗り場の変更について地域の皆様に認知してもらえれば」(港北区の担当者)と、広く地域での情報のシェアを呼び掛けています。

なお、現在も設置されている日吉駅東口の「慶應義塾大学協生館(グリーンライン1番出入口側)」近くにある綱島街道(箕輪町・綱島方面行き)のタクシー乗り場は、今回の移設以降も継続しての利用が可能であることから、日吉駅以南へ移動する際の乗車が増えることになりそうです。

【関連記事】

<2021年度内>日吉駅東口に「タクシー乗場」新設、商店街側での乗車は廃止へ(2021年11月4日)

東横線の港北区内駅には「タクシー専用乗場」が存在しないという残念な現実(新横浜新聞~しんよこ新聞、2016年12月12日)※各駅のタクシー乗り場の多くは「正式な乗り場」でない

【参考リンク】

日吉駅東口に新設されるタクシー乗り場付近(Googleマップ)※ 「綱島街道」沿いの仲の谷交差点、元住吉方面、日吉東急アベニュー側


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