今年の大みそかも東横線やグリーンラインでの終夜運転は行われないことになりました。このほど東急電鉄と横浜市営地下鉄は年末年始の運転計画を発表し、2021年大みそかから2022年元旦にかけての終夜運転を行わないことを決めました。
東急は2年連続で終夜運転を行わないことになった（写真はイメージ）
新型コロナウイルス禍前となる2019年の大みそかから2020年元旦までは、両路線とも終夜運転を実施し、東横線は深夜1時から朝5時ごろまで30分に1本程度、グリーンラインでも1時間に1本程度の列車を運行し、初もうで客の足を確保していました。
ただ、前年は“第3波”と呼ばれた感染急拡大の最中だったこともあり、両路線とも終夜運転を行わない計画を決め、JR東日本などでは運転発表後に中止に追い込まれています。
グリーンラインも2年連続で終夜運転は実施せず（写真はイメージ）
前年に続き今年も東急電鉄と横浜市営地下鉄は、終夜運転を行わない方針を12月10日までに発表し、東横線と相互直通運転している「みなとみらい線」も終夜運転を実施しないことを決めたものです。
東急電鉄では終夜運転は行わないものの、12月31日（金）の夜（日付は1月1日）に渋谷駅を1時25分に出発する臨時の各駅停車・横浜行（日吉着1時48分、綱島着1時50分、横浜着2時4分）を1本のみ設定しています。
なお、JR東日本や東京メトロ、都営地下鉄は12月12日までに終夜運転実施の有無を発表していません。
（※）12月29日追記：その後、JR東日本は首都圏の主要各線で終夜運転を行うことを発表しています。詳細はこちらのPDFをご覧ください。東京メトロは銀座線など一部路線のみ実施し、丸ノ内線は終電繰り下げを行う予定です（詳細はこちら）
【関連記事】
・＜2021年元旦＞東横線もグリーンラインも「終夜運転」は実施せず（2020年12月8日、前年の記事）
【参考リンク】
・年末年始の列車運転について（PDF、東急電鉄、2021年12月10日）
・年末年始の地下鉄の運行について（横浜市交通局、2021年12月7日）
