今年(2020年)の12月31日(木)から2021年の元旦にかけては、東急電鉄も横浜市営地下鉄も「終夜運転」が行われないことになりました。新型コロナウイルスへの感染が三たび拡大するなかで、例年とは異なる新年の幕開けとなりそうです。
例年、東急東横線では大みそかの終電後も、初もうで客などに向けて始発列車までの間にも列車を運転し、同様に地下鉄グリーンラインやブルーラインでも1時間に1本程度の列車を運転していましたが、今年はいずれも終電後の運転は行わず、通常の「土休日ダイヤ」となりました。「みなとみらい線」も同様の対応となっています。
一方、東京メトロは「副都心線」の渋谷駅から小竹向原駅間、「南北線」では目黒駅から赤羽岩淵・埼玉高速鉄道方面間など、東京メトロ全線で終夜運転を実施。JR東日本も山手線や京浜東北・根岸線、湘南新宿ライン、横須賀線などで終夜運転が行われます。なお、都営地下鉄は現時点で対応方針が発表されていません。
(※)2020年12月20日追記:1都3県の自治体と国土交通省から終夜運転の中止要請を踏まえ、JR東日本と東京メトロなどで予定されていた終夜運転は中止となりました。詳細はJR東日本[PDF]および東京メトロの発表をご覧ください
【参考リンク】
・東急電鉄「年末年始の列車運転について」(PDF、2020年11月16日発表)
・横浜市交通局「年末年始の地下鉄の運転について」(2020年12月7日発表)
・東京メトロ「全線で終夜運転を実施します」(PDF、2020年11月30日発表)
・JR東日本「初詣・初日の出観賞に便利な臨時列車運転のお知らせ~大晦日から元旦にかけて終夜運転を実施します」(PDF、2020年11月17日発表)
(※)東京都交通局(都営三田線など)は12月7日現在未発表