【法人サポーター会員による提供記事です】Windows7に対する米マイクロソフト社による公式サポート終了が、来年(2020年)1月14日に迫ってきました。

Windows7に対する米マイクロソフト社による公式サポート終了が、来年(2020年)1月14日に迫る。パソコン救急センター日吉店では、バージョンアップによる早めの対処を呼び掛ける(写真は同店内、イメージ)
先月(2019年9月)1カ月の来店対応数が、過去最多の23件にも達したという「パソコン救急センター日吉店」(日吉7、株式会社宮崎通信・濱田順二社長)。
サポート終了時期が近づくにつれ、バージョンアップなどの依頼が激増する見込みであることから、「余裕ある今時期からの対処を」と、なるべく早い時期での来店・相談を呼び掛けています。
特に大切なのは、現在の最新OS「Windows10(テン)」へ早めにバージョンアップすること。
公式サポートが終了してしまうと、安全性を担保する「セキュリティ更新プログラム」の提供といったサポートが一切受けられなくなってしまうこともあり、「新しいOS(最新OSのWindows10)を使ったほうが安全」と井上さんはアドバイスします。
パソコン「買い替え」事例も、データ移行に細心の注意
それでは具体的にパソコンを安心・安全にアップグレードするにはどうしたら良いのか。
「どうしても時間的制限があると、駆け込み相談が増えることからが間に合わない可能性があるので、どんな事例でもまずはご相談ください」と同店の責任者・井上健司さん。
直近で対応したアップグレード事例は、主に家庭用にと、日吉在住の60代男性から依頼されたデスクトップパソコンでの対応。
「大手量販店の店員が勧めるままに買ってしまうのが不安で」と、来店したという男性のパソコンは、購入から既に7年以上経過。
井上さんは、「そもそもパソコンが古くなってしまっていたので、今回のケースでは、“パソコンの買い替え”で対応することになりました」と、新たなパソコンを購入、それまで使用していたパソコンのデータをバックアップ、移行する作業からスタート。
新しいパソコンの機種の購入についても、井上さんが、30年超のパソコン業務経歴で得た基礎知識をフル活用しアドバイス。「より最適なパソコンを総合的に検討し、ご提案させていただきました」と、一人ひとりのケースやニーズに合致したパソコン機種の提案を行っているといいます。
旧機種から、新機種へのデータ移行に伴っての、今回の旧パソコンの預かり期間は2日間(データ容量や移行項目により期間が異なるとのこと)。
「メールアドレスも10件くらいお持ちのお客様だったということもあり、アカウントの移行も一つひとつ丁寧に作業を行いました。データ量も多かったこともあり、細心の注意を払いつつ、データ移行を行ったんです」と、特に、インストールされていたソフトが正常に新しいパソコンでも無事作動できるようにと注意を払い、新パソコンでのソフトの動作確認も含め、作業を行ったと井上さんはその時の状況を説明します。
「パソコンを取り巻く」環境に配慮、出張相談にも強み

都筑区東山田在住の若手社員・逸見和成さんの活躍も同社にとって大きな力に。「職場が近くて助かります」と逸見さん。同社では、事業拡大に伴い、地域密着の理念に共感する社員募集も行っている
近郊エリアへの出張対応も行っているのが同センターならではの特色。ただ届けるのみならず、現場で設定を行うことで、「アップグレード後の留意点など、在宅されている家族皆さんに説明できることもあり、好評です」と井上さん。
今回も、「かつて使用していたというDVD閲覧ソフトに不具合があり、新たなパソコンで鑑賞するにはどうしたら良いか」という、家族からの質問があがったとのこと。
新しいソフトを追加で設定の上、過去に使用していたものの「音」が出なくなってしまったというスピーカーの設置も同時に行い、「ご家族皆さんに、結果ご満足いただけたと思います。芸術鑑賞が趣味と聞いていたので、ひときわ喜んでいただけました」と、“日常”使うことができるパソコンの楽しみ方を、改めて提供できたことに、より一層のうれしさを感じたと井上さんは語ります。
画面表示される不明なメッセージ、原因追及に注力
Windows7から10へのアップグレードについてはもちろん、「日頃使っているパソコンで、不明なメッセージが何度も出てきてしまう」という、やはり日吉在住の男性からの問い合わせにも同センターでは対応。
まずは原因を追究、「不要なプログラムが複数入り込んでいることを確認しました。突き止めて消したところ、さらに中には数千件に及ぶエラーが発生していることがわかり、修復作業も行っています」と、対処療法からさらに踏み込んだ、それぞれのパソコンの「根本的な」不具合の原因を突き止めることが同センターのミッションとなっています。
井上さんは、「消費税10%への増税もあり、費用面も気になるところだと思います。地域の企業としての使命感を持ち、皆さんが日々お使いのパソコンで、少しでも快適に利用いただけるようなサポートをしていけたら。ぜひ小さなことでもまずはご相談ください」と、同センターへの電話や来店(要事前予約)での問い合わせを呼び掛けています。
なお、パソコンの診断や、各種不具合や修理の「相談・見積り」は2000円(価格はいずれも税別)、旧パソコンから新パソコンへのデータ移行8000円(1台あたり)、市販アプリケーションのインストールは1件あたり2000円(無料アプリケーションの場合は1000円)。
不要ソフトのアンインストールは2000円、基本出張料金は近距離地域(同店の半径約3キロメートル圏内)の場合は5000円、出張作業料金は個人の場合30分3000円、法人の場合は4000円(台数などにより応相談)とのことです。
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【参考リンク】
・パソコン救急センター 日吉店(株式会社宮崎通信)
・会社概要~アクセス(株式会社宮崎通信 横浜本社)
(法人サポーター会員:株式会社宮崎通信~パソコン救急センター日吉店 提供)