【法人サポーター会員による提供記事です】パソコンのOS(オペレーティングシステム)に「Windows 7(ウインドウズセブン)」を使っている場合は早めの対処を――日大高校や箕輪町に近い日吉7丁目に本社を置く株式会社宮崎通信(濱田順二社長)では、来年(2020年)1月14日に迫ったWindows7に対する米マイクロソフト社による公式サポート終了に備え、現在の最新OSである「Windows10(テン)」への早めのバージョンアップなどの対応を呼び掛けています。
宮崎通信内に今年(2019年)1月にリニューアルオープンした「パソコン救急センター日吉店」の井上健司さんは、今もWindows7が広く普及している背景について、「発売された2009年10月頃は、『Windows95』が生まれて10年以上が経過し、オフィスなどでもパソコンの使用が当たり前になるなど、まさに“成熟”した時代でした」と振り返るとともに、Windows7が人気を集めたのは、その後継となる「Windows8(エイト)」が2012年に発売されたものの、不評だった要因もあるといいます。
「『8(エイト)』ではスマートフォン(スマホ)やタブレット端末を意識したタッチパネル式のデザインに変更したものの、これが見づらくて使いづらいと、多くの利用者が不満を持った」(同)といい、「少し古くても『7(セブン)』のほうが使いやすいという考え方が広がった」(同)。そうした事情もあり、個人や企業を問わず、日本では今も多くのWindows7利用者が存在しています。
それだけ人気のOSですが、来年1月以降にマイクロソフトによる公式サポートが終了してしまうと、安全性を担保する「セキュリティ更新プログラム」の提供といったサポートが一切受けられなくなってしまいます。
「ウインドウズのパソコンを使い続けるのであれば、早めにバージョンアップをして、新しいOSを使ったほうが安全」と井上さんはアドバイスします。
公式サポートが終了してしまっても、古いOSを使い続けること自体は可能ですが、井上さんによると「最新のセキュリティプログラムに更新されていないため、パソコン内部は“スカスカのスポンジ”のように安全性が失われている状態となっていきます。インターネットにつなげば、外から攻撃を受ける対象となり、最新のウイルスソフトでも防ぎきれません」。
そのため、「パソコンを継続して安全に使うためには、最新OSである『Windows10』へのアップグレードは必須」(同)と話します。ただ、自身でWindows10へのアップグレードを行った際に、「メールの設定がうまくいかない」「写真や動画がうまくデータ移行できず、見れなくなってしまった」といった相談を受けることもしばしばとのこと。
パソコンの診断や、各種不具合や修理の「相談・見積り」は2000円(税別)から承ることも可能とのことで、「この機会にハードディスクの不調などのチェックや、アップグレード後の不具合修正など、オプション料金での対応も可能ですので、ぜひお電話の上ご来店ください。特に法人の場合は、台数も多く、また買い替えとの比較やそのメリット・デメリットなどの相談も承ります」と井上さん。
また、「消費税アップ(10%への変更)も今年10月に検討されていることや、来年1月のサポート終了前後には依頼が殺到することも予想されるとのことので、ぜひお早目にご来店・ご相談ください」(同)と、同社サービスでのパソコンの状況チェックや相談・見積もりなどの利用を呼び掛けています。
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【参考リンク】
・パソコン救急センター 日吉店(株式会社宮崎通信)
・会社概要~アクセス(株式会社宮崎通信 横浜本社)
(法人サポーター会員:株式会社宮崎通信~パソコン救急センター日吉店 提供)