【法人サポーター会員による提供記事です】10周年を迎えた日吉の塾がスペースを拡張し、さらに多くの受講希望者のニーズに応えようとしています。
これまで4年生から6年生までの定員を22人までとしていましたが、来年度(2020年度)の新学期にあたる同2月より、新4年生と、新5年生の定員を、各30人までに増員することになりました。
入塾希望者が増えたことから、「入塾試験」も実施を検討するほどに口コミが広がっているという同塾。
2年前の2017(平成29)年度にも定員を12人から現在の定員数に増やしてきましたが、「当時、算数と国語を2クラス体制、さらには欠席時の振り替え体制などのシステムを確立。平日は17時から、土曜日は10時から19時まで、自習室に講師が常駐し、土曜においては専任講師に質問できる環境を整えていました」と、同塾を運営する株式会社タマダ社長の玉田久文(ひさあき)さん。
2009(平成21)年2月に日吉での塾運営を玉田さんが開始してから10周年を迎えた同塾ならではの「面倒見の良さ」から、共働き世帯の入塾事例も多くなっているとのことですが、「質問が随時できる」ことが、「考えず質問をして、宿題をただこなし終わっているのではないか」といった問い合わせも、子の学習状況を心配する保護者の側から寄せられたといいます。
「さすがに、はじめから答えは教えません」と玉田さん。質問時に“考えた形跡のない”場合については、差し戻して今一度考えるように促しているといい、「もちろん、本人が思慮した形跡が確認できれば、ヒントを出し、あくまで考えるきっかけをつくるようにと徹底しています」と、“質問しやすい”環境だからこそ、馴れ合いにもならないよう、生徒たちに指導しているとのこと。
また、逆に「質問できない」生徒も存在しているといい、「現在では、自習室に4人から5人もの専任講師を配置するようにしていますが、生徒の状況を把握し、特におとなしい生徒には、“話しやすい”先生として、横に寄り添うかたちでの声かけに努めています。自習においても、別教室で少人数の環境を作り、より質問しやすい体制を整えたい」とのこと。
特に、質問が集中する算数・理科の理系科目では、算数をこれまでの2クラスから3クラスに新たに分割し、講師の数も増やすことで各講師の一人あたりの担当生徒数も減らすとのことで、「授業時のノートチェックの回数も増やし、各個人の授業時の“定着量”も増やしていきたい。さらには理科・社会の授業も2クラス体制に増強し、学力に応じた“最適量”を進めていく予定です」と玉田さん。
2020年度からは、新たに理系科目の専任講師1人の入社も決定。新4年生と新5年生を定員30人まで受け入れ、算数3クラス、国語・理科・社会を2クラスで運営し、これまでよりさらに“集団運営”になることでのメリットを“最大限に活かす”(玉田さん)環境づくりを行う計画です。
自習や質問を行うことに「オプション料金の設定はしない」とのポリシーを貫く同塾。
塾内スペースで平行して開校している「習字教室」や「ロボット教室」、「パズル道場」の3つの教室についても、新たにスペースを拡張することで、「塾と分けての独立性をより強調したい」と語る玉田さん。
進学先の決定プロセスだけではなく、進学後の将来にもつながる「思考力」や「判断力」、そして「空間認識力」や「仮説思考力」をより培(つちか)っていきたいとする同塾のさらなる挑戦は、子どもたちが「自ら学び、自ら学校を選ぶ」力となり、地域社会にもその力を還元していくためのチャレンジとしても、これからも注目されていきそうです。
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【参考リンク】
・ひよし塾サイト(株式会社タマダ運営)
・お問い合わせフォーム(同)※入塾に関する問い合わせ先
・四谷大塚主催全国統一小学生テスト(同)※10/26(土)、11/2(土)に外部生対象の対策授業を実施(参加については要問い合わせ)
(法人サポーター会員:中学受験ひよし塾~株式会社タマダ提供)