幼年時から「パズル道場」で空間認識力を楽しく磨く、11/4、18(土)に日吉で無料体験会 | 横浜日吉新聞

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幼少時からパズルで楽しく算数の力を育成します。日吉駅から徒歩約3分、日吉中央通りのひよし塾(日吉本町1)で、楽しみながら算数の「センス」と「思考力」を育成することを目的とし考案されたプログラム「頭脳トレーニング教室~パズル道場(算数・数学)」の無料体験会が、来月(2017年11月)4日(土)、18日(土)の12時から13時まで開催されます。

株式会社えいすう総研(東京都新宿区)による教育プログラム「パズル道場」。ひよし塾では、昨年2016年1月から導入、4年生の通塾生は今年から受講必須のコースとなった。日吉・綱島・横浜高田エリアでは唯一の道場となる(パズル道場公式サイトより)

株式会社えいすう総研(東京都新宿区)による教育プログラム「パズル道場」。ひよし塾では、昨年2016年1月から導入、4年生の通塾生は今年から受講必須のコースとなった。日吉・綱島・横浜高田エリアでは唯一の道場となる(パズル道場公式サイトより)

「パズル道場」は、株式会社えいすう総研(東京都新宿区)による教育プログラム。現在、全国約1000カ所の塾で実施されており、3万人以上が受講しているとのことで、実際にパズルに触り、問題を自力で解いていくうちに、論理的思考や空間把握能力といった「センス」や「思考力」を育てる目的にて実施されています。

例えば入試問題などで平面の「紙」の状況から、立方体などの“立体”についての問いを投げかける設問がありますが、「これはお医者さんがレントゲンという、一枚の白黒の画像を見て、“立体的な”病気の原因をつきとめたり、お母さんがインターネットで料理のレシピを見るだけで、やはり“立体的”な料理を作ったり、という作業と同じなんです。平面の設問を“立体視”できる力。これがパズル問題を解くことにより、身についていくと思っています」と、ひよし塾の運営会社・株式会社タマダ(日吉本町1)代表取締役の玉田久文(ひさあき)さんは、「パズル道場」を2016年1月から開講した理由について説明します。

難関校受験や中学校の数学でも役立つ「立体認識力」の育成が目的

「ひよし塾」塾長の玉田久文(ひさあき)さんは、自身の子が積み木を重ね、好き好んで“楽しそうに”遊んでいる姿を見たことも実体験となり、「パズル道場」の導入を決めたという

「ひよし塾」塾長の玉田久文(ひさあき)さんは、自身の子が積み木を重ね、好き好んで“楽しそうに”遊んでいる姿を見たことも実体験となり、「パズル道場」の導入を決めたという

難関校をも含めた中学受験での設問に多く立体問題は登場するばかりでなく、「中学校に進学しても、まず数学で『平行移動』『対称移動』そして『回転移動』など立体について学ぶのですが、その際にも、幼少時からパズルに慣れ親しむことで、自然と立体をイメージすることが出来るようになり、中学生がぶつかりやすい“数学の壁”にも対応しやすくなるんです」と、受験勉強はもちろん、通常の学校教育現場でも“立体”や“空間”を認識する能力が役立つシーンが多くなる、と、道場を開設した手ごたえを感じているといいます。

玉田さんは、「スポーツに例えるならば、ミーティングで知識を、練習でセンスを磨くとでもいいましょうか。勉強は、これまで知識を暗記して学ぶことがとりわけ学校教育現場では多く偏重されてきましたが、これからは『答えがない答え』を探していくことが求められる時代。結果が正しいかが大切なのではなく、まずは解答についてイメージ化、仮説を立てて思考する力を磨き、“粘り強く”解答を導きだすまでに考えること、その習慣を付けること、それこそが大切なトレーニングであり、これからの時代に求められる力なんです」と、平面から立体の感覚、論理的に仮説をイメージする基本トレーニングを行い、特に難解なレベルのセンスが必要とされる算数・数学分野の図形全般や、知識を必要としない、公式や一般的な解法パターンが使えないような問題にこそ、このパズルで鍛(きた)えた考え方、論理的思考力が役立つ、というのです。

知識偏重から「思考力」「判断力」そして「表現力」を求める時代へ

大学入試の変化も、中学入試の現場に大きな影響を与えはじめています。文部科学省によると、1990年から実施されてきた「大学入学者選抜大学入試センター試験(センター試験)」から、2020年度には「大学入学共通テスト」に変更。 「国語」、「数学Ⅰ」、「数学Ⅰ・数学A」の各科目にて択一式の問題のみだったところから記述式も交えたもの、また英語も「読む」「聞く」のみの試験から、「話す」「書く」の記述式も交えた4技能へ変更される予定となりました。

教材は「ひよし塾」で用意(同校にて使用)するため、一切かからない(個別の購入は可能)。入会金と月謝のみの扱いになるため、塾の授業コースを選択していなくても受講できることも人気

教材は「ひよし塾」で用意(同校にて使用)するため、一切かからない(個別の購入は可能)。入会金と月謝のみの扱いになるため、塾の授業コースを選択していなくても受講できることも人気

それまでの“暗記した知識”に偏重していたともいえる試験内容から、思考力・判断力・表現力を中心に評価を行うことになるとのことで、さらに2024年度からは新学習指導要領を前提に、「地理歴史」、「公民」分野や「理科」分野等でも記述式問題を導入。より思考力・判断力・表現力を重視した作問となるよう見直される予定です。

中学入試も既に早い学校ではこの動きに呼応し、正解を出すことよりも「正解に近いもの」を「いかに導きだすか」といった「思考力」を問う出題を早くも採用する学校が増えてきているといいます。また、学校現場での勉強も、より実社会に役立つものとして活かせるよう、また周囲の人々と話し合い、より良いものを取り入れる力など、より物事について分かりやすく伝えるためにも、更なる知識と思考力が必要となると玉田さんは教育現場での変化について言及します。

自宅パソコンで昇格試験や自習も便利、曜日チョイスも柔軟に

ひよし塾では、全ての講師がこの「パズル道場」の指導者としての研修を受けているので、休塾日以外の月曜から土曜日まで受講が可能。「ひよし塾」へ通塾している4年生は、今年(2017)年から学習カリキュラムの一つとして「パズル道場」受講を必修化。道場へ通う生徒は年長(年中は応相談)から、小学校卒業生までいるといい、同塾のみで約60名が挑戦しています。

自宅などのパソコンで自習のみならず昇級・昇段試験にもトライ出来ることも「自ら」を伸ばす教育に最適な環境と玉田さん

自宅などのパソコンで自習のみならず昇級・昇段試験にもトライ出来ることも「自ら」を伸ばす教育に最適な環境と玉田さん

「パズル道場」のみの受講も可能なことから、私立小学校の受験を控えた幼児や、私立小学校に通っている児童も現在在籍しているとのことで、「塾、というよりは“稽古”の一つとして、学力向上の一助ともなると好評いただいています。教材も全て当塾で用意していることから、初期費用もパズル道場のみの入会金は1万800円、月々7020円(価格はいずれも税込)と、全ての塾に通う必要がない、余裕がない児童にとっても、心強い“習い事”としての学びの機会にしていただけたなら」と玉田さん。

ひよし塾での「パズル道場」は週1回(50分)平日は16時、17時、18時より。土曜日は10時、11時、12時、15時30分、16時30分、17時30分から(来年からは15時、16時、17時に変更)開始。道場では、パズルゲームによる“夢中になれる”時間も毎回設定されているとのことで、「いつも子どもたちが夢中になり、大いに盛り上がるんです」と、玉田さんはより親しみやすく、子どもたちにとって楽しい時間を過ごしてもらえるよう、道場運営にも工夫を凝らしているとのこと。

平面から立体をイメージ化する能力を磨くことは難関校受験のみならず中学校の数学でも役立つ。パズルに親しみ、主体性をもって思考力や空間認識力を高めることができるという

平面から立体をイメージ化する能力を磨くことは難関校受験のみならず中学校の数学でも役立つ。パズルに親しみ、主体性をもって思考力や空間認識力を高めることができるという

「パズル道場」で磨いた実力も、幼児クラスレベルから四十級~九段、名人クラスまでネット上で昇級・昇段試験が受けられるため、実力も常に「全国レベル」でチェックが可能

自宅でネット環境さえあれば、楽しくインターネット上で動画やクイズなどで学ぶこともできるので、「自ら学びたいお子様にも最適です。ゲーム感覚で学ぶこともできるので、好評をいただいています。ネット環境がないお子様も、塾で昇段試験をパソコンで受けられるので、ご安心ください。あきらめず、粘り強く学ぶ力を自らつけられるよう環境も整備しています」と、他の通塾生、また塾通いや習い事をしていない児童にもぜひお越しいただければ、と多くの受講、そして無料体験会への参加を呼び掛けています。

無料体験会では、「イギリスの絵本『ウォーリーをさがせ!』ではありませんが、ウォーリーを探してみつかることより、探している時間が楽しい。そんな“パズルの楽しさ”を体験していただければと思っています。答えになかなかたどりつかない、たどりつけない時間をこそ褒める。そういった教育についても、直接皆様とお話させていただければ」と玉田さん。

日吉駅から約3分という距離。日吉中央通りにあるので、通塾や送迎も便利

日吉駅から約3分という距離。日吉中央通りにあるので、通塾や送迎も便利

来月(11月)26日には東京・浅草橋(台東区)で開催される「2017年パズル道場全国大会」にも、同塾から2名が参加予定で、「塾内でのエントリーで選ばれた2人が、どのように全国大会という場で活躍してくれるのかがとても楽しみです」と笑顔で語る玉田さんの日々の「教育論」に、これからもますます大きな注目が集まりそうです。

【無料体験会の参加申込】

◆開催日時:(2017年)11月4日(土)、18日(土)の12時から13時まで

◆対象:年長~小学校4年生まで各日先着10名まで。インターネットのお問い合わせフォームよりお申込みくださいとのことです。

【関連記事】

口コミだけに頼る「ひよし塾」、塾長が“日吉で地域密着”に情熱を注ぐ理由(2017年9月27日)

【参考リンク】

ひよし塾サイト(株式会社タマダ運営)

頭脳トレーニング教室「算数数学パズル道場」(PERA パズル教育研究会/えいすう総研)

ひよし塾ブログ~パズル道場についての記事(アメーバブログ)

ひよし塾へのアクセス(同社公式サイト)

高大接続改革の実施方針等の策定について(平成29年7月13日・文部科学省)※「大学入学者選抜改革について」[PDFファイル]へのリンクあり

(提供:中学受験ひよし塾~株式会社タマダ)


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