神奈川県は今年(2019年)7月1日現在の「基準地価」を今月9月19日付けで発表し、日吉本町1丁目や綱島西3丁目などの各調査地点では、区の平均を上回る3%以上の上昇率となり、堅調ぶりを見せました。
都道府県が調査する「基準地価」は、毎年7月1日時点での住宅地と商業地それぞれの地価を示すもので、国が調べた1月1日現在の「公示地価」とともに、土地取引時の目安として活用されています。
神奈川県内の住宅地基準地価ランキングでおなじみの「日吉本町1丁目32番地」は、今回も中区山手に次ぐ県内2位をキープしたものの、前年より上昇率が若干下がって3.6%となり、1平方メートルあたりの価格は57万8000円でした。
慶應普通部の第二グラウンドに近い「日吉本町2丁目16番地」は、昨年を0.2ポイント上回る3.2%の上昇率で、1平方メートルあたりの価格は38万8000円となりました。
綱島では早渕川に近い「綱島西3丁目12番地」が前年より0.8ポイント上がって上昇率は3.4%となり、1平方メートルあたりの価格は36万3000円。
昨年は3.8%という高上昇を見せた日吉本町交番入口交差点や綱島台にも近い「綱島西6丁目1番地」は、今年も3.0%上がって1平方メートルあたりの価格は30万7000円となり、30万円の大台を突破しました。
高田は、高田西公園に近い「高田西4丁目14番地」が前年を0.4ポイント上回る1.5%の上昇率となり、1平方メートルあたりの価格が27万円ちょうどとなっています。
【関連記事】
・<2018年7月の基準地価>日吉本町1、綱島西6、日吉本町2の住宅地で高い上昇率(2018年9月20日)
【参考リンク】
・港北区内の地価検索(国土交通省)
・令和元年神奈川県地価調査結果について(神奈川県)