富士山二合目のスキー場へ「臨時高速バス」、12月から日吉駅発着で初運行 | 横浜日吉新聞

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日吉駅から富士山二合目のスキー場へ――。静岡県裾野市にあるスキー場「スノータウンイエティ」を結ぶ冬期間の臨時高速バスが初めて日吉駅東口へ乗り入れることになりました。来月(2017年12月)2日(土)から来年3月25日(日)まで、土曜や日曜日、冬休み期間中と、スキーシーズンの2月1日から3月25日までの毎日に富士急湘南バスと東急バスによって運行されます。

静岡県裾野市にあるスノータウン「イエティ」は日本一早くオープンするスキー場としても知られる(公式サイトより)

スノータウンイエティは1971(昭和46)年に開設された富士急行系列のスキー場。富士山の二合目に位置し、人工造雪機を使って秋からゲレンデを整備。「日本一早くオープンするスキー場」としても知られ、今年も10月6日から営業を開始しました。また、スキー場に隣接して遊園地「ぐりんぱ」も設けられ、こちらは通年営業しています。

同スキー場は、御殿場駅や三島駅などの主要駅から路線バスで1時間超を要するなど、公共交通機関ではアクセスしづらい位置にあり、近隣にはキャンプ場以外の宿泊施設もありません。そのため、横浜北部からのアクセス手段として、2014年の冬からセンター北駅・たまプラーザ駅を結ぶ臨時高速バスが運転されてきました。今年は初めて日吉駅東口へ乗り入れることになったものです。

バスの時刻表、終点は併設遊園地の「ぐりんぱ」となっている(富士急バスの案内ページより)

同バスは、日吉駅東口4番のりばを6時50分に出発し、途中のセンター北駅とたまプラーザ駅、市が尾駅に立ち寄った後、スノータウンイエティには3時間後の9時50分に到着。帰りは15時45分に出発し、日吉駅の到着は18時40分。往復とも途中の足柄サービスエリアで10分間の休憩があります。

運賃は日吉から大人片道1800円、小児は同900円。往復乗車券とリフト券のセットは大人6300円、中高生5800円、小児3700円。往復乗車券とリフト券に加え、「スキー一式またはスノーボードセットのレンタル」が付いたセットは、大人8800円、中高生7800円、小児4800円。

予約は富士急コールセンター(0555-73-8181=営業時間7:30~20:00)で受け付けているほか、乗車券のみの予約はインターネットの予約サイト「発車オーライネット」でも可能。また、購入と発券は各コンビニで行えます。

この冬は、日吉駅から富士山ふもとのスキー場まで、手ぶらや日帰りでも往復が可能となりました。

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<レポート>日吉から日帰りで「富士山二合目のスキー場」へ、冬季臨時バスも運転開始(2017年12月7日、詳しい乗車レポート)

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【参考リンク】

【高速乗合バス】日吉駅・センター北駅・たまプラーザ駅・市が尾駅~スノータウンイエティ・ぐりんぱ 冬期限定運行のお知らせ(2017年11月1日、東急バス)

富士山を眺めるスノータウン「イエティ」直行バスの紹介(富士急行バス)※日吉駅発着便は12月~1月が土日祝と冬休み期間のみ運転、2月1日から3月25日は毎日運転


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