日吉本町1丁目や2丁目、綱島西3丁目や6丁目などの地価が港北区平均以上の変動率を見せました。神奈川県は今年(2017年)7月1日現在の「基準地価」を今月(9月)19日付けで発表。住宅地では県内有数の地価を記録し続けている日吉本町1丁目は、中区山手に次ぎ県内2位となり、変動率でも9位に入りました。
毎年7月1日時点での地価を示す「基準地価」は都道府県が調査したもので、国が1月1日現在の地価を調べた「公示地価」とともに、土地取引時の目安として活用されています。
港北区内の住宅地では、日吉本町1丁目ほか区内18カ所で調査。区内全体の地価は前年と比べ1.8%増の31万2100円。調査地点のうち6カ所で区平均を上回る価格となりました。
1位から7位までを神奈川区の白楽駅を含む東横線各駅が最寄りの地点となり、特に5位までの地点はいずれも区の平均上昇率を上回っていました。区内の変動率トップは県内全体で9位に入った“常連”の日吉本町1丁目でしたが、同様に綱島西6丁目や日吉本町2丁目、大倉山3丁目など一戸建てが目立つ閑静なエリアで上昇率が高くなっていました。
港北区の住宅地における基準地価は次の通り。価格順で掲載しています。
神奈川県全体における基準地価の「価格」と「変動率」のベスト10は次の通り。価格の2位と上昇率の9位に「日吉本町1丁目」、価格の10位に「大倉山3丁目」がランクインしています。
【参考リンク】
・港北区内の地価検索(国土交通省)
・平成29年神奈川県地価調査結果について(神奈川県)
・横浜市「地価のあらまし」(横浜市内の詳細データをPDF形式で公開)