親子に嬉しい「三田線」車両の子育て応援スペース、日吉や新綱島へも乗り入れ | 横浜日吉新聞

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小さな子どもと日吉駅や新綱島駅から目黒線・新横浜線の列車に乗る際は「三田線」の車両に注目です。

東京都交通局は、都営三田線の新型車両を対象に今月(2023年)2月26日(日)から「子育て応援スペース」を順次導入していくと発表しました。

2月26日から三田線の車両に順次設置される「子育て応援スペース」のイメージ。当初は「ロッテ」と「ミッフィーとダーン」のキャラクターで装飾を予定(都交通局のニュースリリースより)

子育て応援スペースは、小さな子ども連れベビーカーでも気兼ねなく地下鉄を利用できるようにしたいとの思いから都交通局が2019年7月から大江戸線で初導入し、対象路線を拡大してきました。

同スペースには、ベビーカーなどを置くことができるフリースペースを設けるとともに、一目で分かるように子どもに人気の「きかんしゃトーマスとなかまたち」や「ミッフィーとダーン」などのキャラクターで周辺を装飾しているのが特徴です。

三田線では、昨年5月に営業運転を開始した新型の「6500形」(8両編成)を対象に3号車と6号車に同スペースを設置し、2月26日(日)の1編成を皮切りに順次導入する予定。

前面の形が特徴的な都営三田線の新型車両「6500形」(2022年3月撮影)

都交通局によると、これらの車両は相互直通運転を行っている東急目黒線や、3月18日(日)に開業する東急新横浜線にも乗り入れる予定だといいます。

都交通局では、今年3月末までに全13編成ある6500形のうち7編成に子育て応援スペースを設ける計画。

当初は「ロッテ」と「ミッフィーとダーン」のキャラクターで装飾した編成を投入し、その後は「きかんしゃトーマスとなかまたち」の装飾も登場するとのことです。

来年度以降には、浅草線や新宿線などで導入されている絵本「ぐるんぱのようちえん」や絵本「だるまちゃん」シリーズの装飾も三田線に登場する可能性があるといいます。

2019年7月に大江戸線に導入され、昨年(2022年)8月には新宿線や浅草線にも拡大された「子育て応援スペース」の装飾イメージ。三田線では3月末までに「きかんしゃトーマスとなかまたち」の装飾も登場する予定(都交通局の2022年8月ニュースリリースより)

日吉駅や新綱島駅などで三田線の新型車両を見かけた際は、3号車と6号車を選んで乗ってみてはいかがでしょうか。親子で楽しい気分になれるかもしれません。

【関連記事】

目黒線に増える「8両編成」、都営三田線は導入完了で運行時刻表(2022年10月13日、三田線の新型車両について)

【参考リンク】

都営三田線に「子育て応援スペース」を導入します(東京都交通局、2月26日から順次導入)

東京都交通局「子育て応援スペース」を設置した車両の運行について(浅草線、新宿線、大江戸線に導入中)


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