東横線にも乗り入れ、「西武」の青い車両が登場30周年で記念乗車券 | 横浜日吉新聞

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東急東横線の急行や特急・Fライナーで時おり見かける西武鉄道の青と白のステンレス車両30周年を迎え、記念乗車券を発売するといいます。近年は水色のカラフルな新型車両も投入されつつあるなかで節目を迎えました。

大綱橋を渡る西武鉄道の6000系車両(2018年)

この西武鉄道の「6000系」という車両は、1992(平成4)年に投入され、ステンレス・アルミニウムの車体で“黄色い電車”という西武のイメージを一新

2013(平成25)年に相互直通運転が始まってからは、同鉄道の主力として副都心線を経由して東横線にも乗り入れ、10両編成の急行や特急、Fライナー(東急・西武・東武の3社直通特急)として使われています。

通勤用車両として投入が進む新型の西武40000系車両(菊名駅)

ただ、西武鉄道は2017(平成29)年以降に鮮やかなブルーとグリーンの「40000系(4万系)」と呼ばれる新型車両を投入し、観光列車の「S-TRAIN(エストレイン)」に加え、窓に背を向けて座る形のロングシートに変えた「通勤用」も東横線へ直通運転する車両として使われつつあります。

乗り入れの主力だった6000系も今年で30周年。この先、東横線では新型の40000系にとって変わることになるのでしょうか。

西武鉄道が発売する「6000系デビュー30周年記念乗車券」(写真は第一弾、ニュースリリースより)

6000系の記念乗車券は、第一弾を来月6月4日(土)に開催する「西武・電車フェスタ2022 in 武蔵丘車両検修場」の会場で、6月25日(土)からは池袋駅や練馬駅など西武線内10駅で1セット1000円で販売するとのことです。

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【参考リンク】

「6000系デビュー30周年記念乗車券」を2種類発売します(西武鉄道)

西武「6000系」の紹介ページ(電車図鑑)


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