昨年(2019年)の台風19号にも負けなかった「鶴見川」。その背景や歴史を週末にじっくりと学んでみませんか。
小机駅近くの鶴見川沿いにある地域防災施設「鶴見川流域センター」(小机町、小机駅から徒歩約10分)で、今月(2020年)2月に行われているイベント「ふるさと港北魅力発見月間」企画として、今週末15日(土)・16日(日)に、2つの大型イベントが開催されます。
まず2月15日(土)に行われるウォーキングイベント「鶴見川と遊水地のひみつ歩いて発見しま~す!」は、港北ボランティアガイドが主催。
10時に鶴見川流域センターに集合し、ラグビーワールドカップ(W杯)開催時にも世界中から大きな注目を集めた鶴見川多目的遊水地を見学。鶴見川右岸の河津桜を眺めながら、川向橋、住吉神社までの約4キロメートルを歩き、12時30分に同神社で解散するというコース。
同イベントへの参加費は300円。小学校5年生以上が対象となっており、定員は20人を予定しています。
当日は、小雨決行、荒天中止。天候などにより内容が変更される可能性もあるとのことです。
映画「続・綱島温泉物語」から鶴見川の歴史をたどる企画も
また、翌2月16日(日)13時30分(開場:13時10分)から16時まで、港北ふるさとテレビ局の最新作である「続・綱島温泉物語~石碑が教えてくれたこと」、また「新横浜公園と鶴見川多目的遊水地」の2作品の上映会とともに、それぞれの作品にも深く関係するゲスト3氏を招いてのトークイベントを行います。
同テレビ局代表で、作品制作者の伊藤幸晴さんや、鶴見川舟運復活プロジェクトのメンバーで郷土史研究家の臼井義幸さん、歴史研究家で大倉精神文化研究所(大倉山2)所長の平井誠二さんを招き、温泉湧出や洪水といった鶴見川流域の歴史をひもときながら、防災の重要性を語り合うという企画。
「映画の鑑賞を通して、鶴見川流域の文化や舟運の歴史を紐(ひも)解き、そこから見えてくる下流域の治水や防災、鶴見川流域の水マスタープラン(水マス)について学習できる機会となっています。ぜひ奮ってご来場ください」と、同館では、上映会・トークイベントへの多くの来場を呼び掛けています。
なお、同イベントは同センター1階コミュニティールームで開催。定員は40人(要事前申込)、対象は小学校5年生以上、参加費は無料です。
いずれのイベントも要事前申込・先着順、定員になり次第締め切る予定。申し込み・問い合わせは鶴見川流域センターまで。
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【参考リンク】
・「鶴見川と遊水地の”ひみつ”歩いて発見!」(2月15日(土))参加者募集中!(港北ボランティアガイド)
・2月15日(土)ウォーキング「鶴見川と遊水地の”ひみつ”歩いて発見しま~す!」開催(鶴見川流域ネットワーキング=TRネットのサイト)
・2月16日(日)「続・綱島温泉物語~石碑が教えてくれたこと~上映会」と舟運 そして水マス開催(同)