【法人サポーター会員による提供記事です】日吉周辺の地域に密着し、事業を行う老舗の税理士事務所がオフィスを増床。「より訪問・相談しやすい」場所を目指し、先月(2019年)11月1日から新しいスタートを切りました。
日吉駅から徒歩約4分の東急東横線の線路沿いに事務所を構える「税理士法人青木会計」(日吉本町1)は、1977(昭和52)年9月に、前身の青木廣志(ひろし)税理士事務所として創業。40年超の歴史を重ねる、税務・会計のエキスパートとしても広く知られています。
企業や個人からの業務の依頼増により社員・スタッフも増え、「スペースも手狭に感じていました」と税理士の國谷(くにたに)玲子さん。
かねてから近郊スペースへの移転や拡張を模索していたものの、オフィスに隣接する物件が空いた偶然もあり、これまでのオフィスをまさに「広げる」かたちでの増床を実現できたといいます。
今回の増床部分は約42平方メートル。増床スペースのデザインは、くっくおさんぽ保育園(日吉6)のデザインを手掛けたことでも知られる、株式会社田村設計室(旭区鶴ヶ峰本町)の田村幸彦代表が手掛けたとのこと。
施工は、創業者の代表税理士・青木廣志さんが、事業を立ち上げた頃からのつながりがあるという、有限会社小嶋ホーム(綱島東6)が担当しています。
「全ての職員が、知恵や意見を出し合い、この新しいスペースが誕生しました」と國谷さん。
棚の位置やつい立ての必要性、電話の音を聞き取れる構造か、といった細やかな部分に至るまで「一人ひとりが持てるアイデアを持ち寄り、より使用しやすく、また何より、事務所を訪れてくださる方々の『快適性』を意識し、増床オフィス空間が生まれました」と國谷さんは説明。
「職員のみならず、工事にかかわって下さった全ての方々に感謝しています」との想いを語ります。
今回の増床により、東急線の線路沿い側に新たに生まれた受付カウンター、来客対応スペースのほか、約12人まで集まることが可能だという「応接・会議室」も設置。
「より地域に開かれた場所として、小規模セミナーや税務・会計に関する勉強会、イベントなども企画・開催していけたら」と青木さん。
國谷さんは、日々の生活の中で生まれる税に関する問題を、「気軽に相談が出来る、より地域に開かれた場所」としての事務所運営に力を入れていきたいと意気込みます。
来年度には、社員・スタッフも、現在の18人からさらに増え、20人を数える予定とのこと。
「特に若手職員、パートの皆さんも、会社を盛り立ててくれています。高い目標を持ちながら、堅実・確実な仕事をしようと努力を惜しまない職員・スタッフが多く、アットホームな社風も幸いしてか、10年以上勤務する職員が多いです」と、これからも、一人ひとりの社員・スタッフと、お客様のために一緒に経験を積み、時を重ねていきたいと國谷さんは語ります。
学生時代、「お菓子作りを極めたい」との夢を持ち、フランス・パリにケーキ作りを学びに渡航したこともある國谷さんは、「当時知り合ったお菓子作り職人が独立し、弊社が顧問税理士を務めることになったりと、人との出会いを大切にすることの意味を感じています。現在、子育てをしているのですが、そのつながりから仕事を依頼されることも増えたのですよ」と、國谷さんは、実父の青木さんの背中に経営者としての在るべき姿を学びながら、“人とのつながり”を、これからもより大切にしていきたいとの想いを抱いているといいます。
日吉で創業し、地域に根差す税務・会計業務にひたすら邁進(まいしん)してきた代表・青木さんの理念を、社員・スタッフ一同がより深く、広く“発展”させていくことを目標に、地域に住まう人々が“より気軽に相談できる場所”としての税理士法人としての役割を果たしていきたい考えです。
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【参考リンク】
・税理士法人青木会計 資格者のご紹介(青木廣志代表、國谷玲子税理士のプロフィール)
・横浜経理サポートセンター(ビジコ・ジャパン有限会社・税理士法人青木会計)