日吉・綱島・高田に関係する「道路計画」、綱島街道などの進捗状況

横浜日吉新聞

港北区内には27カ所で都市計画道路の整備計画が存在していますが、その多くは計画が決まっているだけで、建設が行われていないのが実状です。このうち、日吉・綱島・高田エリアに関係する道路では、事業化して建設へ向けて動く路線が4カ所あり、最新の進捗状況がこのほど(2019年11月)更新されました。

港北区内の27カ所で都市計画道路の整備計画が存在しているが、事業化されて実施へ向けて進んでいる箇所は少ない(横浜市の都市計画道路「事業中路線図(港北区)」より)

港北区の道路計画地図を見ると、区内のいたるところで道路計画が決まっているのが分かりますが、実際に近所に住んでいたり、車で走ったりしていると、ほとんど何も変わっていないことが実感できるはず。計画はあっても、予算を伴う「事業化」されない限りは、工事が行われることがないためです。

そんななか、日吉・綱島・高田エリアで事業化されているのが以下の4カ所。綱島街道をはじめとして、いずれも地域の生活に大きな影響を及ぼす計画ですが、高田西と新吉田東で行われている「宮内新横浜線(新吉田高田地区)」を除いて、大きくは進んでいない様子がうかがえます。

以下、4カ所における最新の事業進捗率をご紹介します。(道路名の部分から横浜市道路局の詳細ページへリンクしています)

東京丸子横浜線(綱島街道=綱島地区)

  • 区間:港北区箕輪町1丁目(北綱島交差点)~綱島東2丁目(綱島駅前交差点)
  • 規模:延長約980メートル、標準幅員20メートル(4車線)
  • 事業年度:平成30年度~令和6年度(2025年3月末=予定)
  • 事業進捗率:1%(2019年3月末=平成30年度末)
  • 用地取得率:0%(2019年3月末=平成30年度末)

綱島駅東口近くの綱島街道(2019年3月)

日吉駅の先から菊名駅の先まで、ほぼ全区間が拡幅の対象となっている綱島街道。このうち、綱島SST近くから綱島駅付近までの区間のみ事業化が決まりましたが、用地取得はまだこれからの状況です。

宮内新横浜線(新吉田高田地区)

  • 区間:港北区高田西1丁目地内(都市計画道路日吉元石川線)~新吉田東3丁目地内
  • 規模:延長約960メートル、標準幅員22メートル(4車線)
  • 事業年度:平成12年度~令和3年度(2022年3月末)
  • 事業進捗率:78%(2019年3月末=平成30年度末見込み)
  • 用地取得率:99%(2019年3月末=平成30年度末見込み)

高田駅近くと新吉田東を結ぶ橋自体は完成している(2019年6月)

港北区内の事業化箇所でもっとも進んでいる区間。用地取得率は99%とほぼ終えている状態ですが、橋梁をかける区間で軟弱地盤に苦戦しているとの声も聞こえてきます。この区間の工事が鍵となりそうです。

宮内新横浜線(新吉田地区)

  • 港北区新吉田東4丁目地内~新吉田町地内
  • 事業年度:平成10年度~令和3年度(2022年3月末)
  • 規模:延長約350メートル、標準幅員22~25メートル(4車線)
  • 事業進捗率:30%(2019年3月末=平成30年度末)
  • 用地取得率:72%(2019年3月末=平成30年度末)

4車線化した既存の宮内新横浜線(新羽町・新横浜駅方面)と接続する区間で、畑などが多いエリア。用地取得の7割超は済んでいるとのことです。

新吉田線

  • 区間:港北区新吉田町地内(第三京浜道路都筑インターチェンジ~宮内新横浜線など)
  • 事業年度:平成10年度~令和3年度(2022年3月末)
  • 延長約:1260メートル、標準幅員25~40メートル(4車線)
  • 事業進捗率:1%(2019年3月末=平成30年度末)
  • 用地取得率:2%(2019年3月末=平成30年度末)

若干、影の薄い新設道路ですが、現在工事中の宮内新横浜線と第三京浜道路の都筑インターチェンジをつなげる重要な路線。ただ、接続する宮内新横浜線の未開通もあって、20年以上にわたって事業は目立った進展を見せていません

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