<宮内新横浜線>高田駅と新吉田東間の進捗率78%、2020年春までの暫定開通なるか

横浜日吉新聞

来年(2020年)3月末までの一部供用に向けて工事が進められている都市計画道路「宮内新横浜線」の高田駅に近いエリア「新吉田高田地区」(960メートル)では、新吉田東3丁目の一部区間で今年(2019年)3月から暫定利用が可能となるなど、同区間内での事業進捗率は8割近くに達しています。

新吉田東3丁目の340メートル区間は真新しい4車線道路が完成しており、一部が通行できるようになっている。ただ、暫定供用のため信号機などはなく、4月12日夕方には軽自動車と原付バイクが衝突する交通事故も発生しており、通行時は注意が必要(5月10日)

横浜市道路局が今月1日に公開した宮内新横浜線の工事情報ページでは、前年度となる今年3月末現在で事業進捗率が78%、用地取得率は99%と公表。

3月には舗装や歩道の整備などを終えた新吉田東3丁目の340メートル区間で暫定的に供用を始め、自動車や自転車、歩行者が通行できるようになりました。

一方、高田駅側と新吉田東3丁目の早淵川を結ぶ橋梁部分は、橋の架設自体は終えたものの、水面から約4.4メートルの高さにある橋とつなげるためのアプローチ道路をつくるにあたり、周辺の弱い地盤を補強するための改良工事が行われています。

新吉田東3丁目から高田駅方面へ早淵川を渡る橋自体は完成している

2015年10月に示したスケジュールでは、今年3月までに地盤改良工事や舗装工事を終える計画でしたが、新吉田側では現在も深さ20メートル地点まで238本の杭を打ち込み、地盤を強化するためのセメントミルクを流し込む工事を7月末まで実施。

高田駅側でも深さ24メートル地点まで341本の杭を打ち込む地盤改良を行っており、こちらは当初、7月末までに工事を終える計画でしたが、11月末まで延長となりました。

また、市の工事情報ページでは、これまで事業の終了予定年度を「平成31年度中(2020年3月末まで)」としていたものが、今月には「令和3年度(2022年3月末まで)」に変更されています。

橋へのアプローチ道路を設けるための地盤改良工事が新吉田東3丁目と高田駅側の両方で行われている(5月10日)

加えて、新吉田高田地区の先、新横浜へ向かうための吉田東4丁目から新吉田町を結ぶ「新吉田地区」の350メートル区間は、3月末時点で事業進捗率は30%、用地取得率も72%にとどまる状況。すでに完成している新羽町や新横浜駅までの区間とつなげるための工事終了は、現在のところ2022年3月末としています。

高田駅側と新吉田東3丁目を結ぶ区間では用地取得をほぼ終えるなど順調に進んでいるだけに、当初示されていた計画の通り、来年3月末までの暫定開通となることが望まれます。

【関連記事】

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【参考リンク】

宮内新横浜線(新吉田高田地区=高田駅側)の状況(横浜市道路局、高田駅と新吉田東3丁目までの960メートル区間)

宮内新横浜線(新吉田地区)の状況(横浜市道路局、新羽町などのすでに完成している区間とつなげる350メートル区間)

宮内新横浜線(新吉田地区)に関する情報(横浜市道路局、2010年から2013年まで行われてきた意見交換会などの資料を公開)


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