<SUUMO調査>東横線で70平米未満の「中古マンション」買うなら日吉が穴場? | 横浜日吉新聞

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東急東横線の沿線で70平米未満の中古マンションを買うなら、日吉は穴場駅――。

リクルートが運営する不動産関連の専門ニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」はこのほど、東横線の各駅を対象とした「価格相場が安い駅ランキング」を掲載。2人暮らしをイメージした物件では日吉の“お得度”が垣間見られました。

東横線各駅の中古マンションの価格相場をSUUMOジャーナルが調査した(写真はイメージ、Photo ACより)

今月(2019年)10月1日に掲載した「ファミリー向け」(専有面積70~100平米未満/駅徒歩15分以内/築年数40年未満)の中古マンション価格相場ランキングでは、1位から5位までを港北区内の5駅が独占。

1位の菊名(4040万円)をはじめ、2位が妙蓮寺(4280万円)、そして3位に日吉(4915万円)が入り、4位は綱島(4980万円)、5位に大倉山(4985万円)が付けています。

ちなみに最も高い駅は、代官山の9835万円で、中目黒(8980万円)と渋谷(8815万円)の“都心駅”が「ベスト3」。

日吉は、元住吉(5405万円)よりも安価という結果となっていますが、「2022年度には相鉄線との相互乗り入れ直通運転も予定されている注目の駅だ」(同記事)。

日吉における専有面積40~70平米未満の中古マンションにおける価格相場はぐっと下がる(写真はイメージ、Photo ACより)

一方、9月2日に発表された「カップル向け」(専有面積40~70平米未満/駅徒歩15分圏内/築年数40年未満)の中古マンション価格相場では、1位の東白楽(2780万円)に次いで、2990万円の日吉が2位に登場。

ファミリー向け(70~100平米未満)では4915万円だった価格が、70平米未満のカップル向け物件では2990万円と、2000万円近く下がっています

同記事では、「広さによる価格相場の上昇率は駅によってばらつきがあり、日吉駅の場合はカップル向けからファミリー向けの広さになると価格相場がグッと高くなっている」と分析しています。

つまり、日吉は2人暮らしをイメージした専有面積40~70平米未満の中古マンションを、東横線沿線で購入する際には、割安なエリアと言えそうです。

東横線の「中古マンション」価格相場が安い駅ランキング

左側:ファミリー向け(専有面積70~100平米未満)/右側:カップル向け(専有面積40~70平米未満)の順位と価格

  1. 菊名(4040万円)/6位(3315万円)※725万円差
  2. 妙蓮寺(4280万円)/5位(3285万円)※995万円差
  3. 日吉(4915万円)/2位(2990万円)※1925万円差
  4. 綱島(4980万円)/7位(3499万円)※1481万円差
  5. 大倉山(4985万円)/4位(3280万円)※1705万円差
  6. 反町(5080万円)/10位(3935万円)
  7. 横浜(5290万円)/8位(3694万円)
  8. 元住吉(5405万円)/11位(3980万円)
  9. 多摩川(5880万円)/12位(4780万円)
  10. 新丸子(6080万円)/9位(3890万円)

(SUUMOジャーナル調べ)

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【参考リンク】

【ファミリー編】東急東横線で中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2019年版(2019年10月1日、SUUMOジャーナル)

【カップル編】東急東横線沿線の中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2019年版(2019年9月2日、SUUMOジャーナル)


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