渋谷駅から30分圏内にある駅で、ファミリー向けの中古マンションは高田駅が“お買い得”だといいます。
リクルートが運営する不動産関連の専門ニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」は、先月(2022年)8月30日に「『渋谷駅』まで30分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング」で2022年版の調査結果を発表し、市営地下鉄グリーンラインの高田駅が2位に入りました。
これは「カップル・ファミリー向け(専有面積50平米以上~80平米未満)」の物件で、渋谷駅から30分圏内にある駅(徒歩15分圏内、築年数35年未満)の中古マンション価格の相場を調査したもの。
このなかでもっとも安かったのは、小田急線の「読売ランド前」駅(川崎市多摩区)で2780万円。
同駅に次ぐ2位につけたのが高田駅で3190万円となっていました。
同調査では高田駅について、「駅周辺は静かな住宅地で、グリーンラインの開業以降にホームセンターやスーパー、ドラッグストアも誕生して生活の利便性が向上」と評し、駅近くの工場跡地で新たな商業施設が出店するとの情報もあると伝えています。
一方、前回2021年9月末に発表された前回「2021年版」の同ランキングでも高田駅は3位に入り、価格相場は2848万5000円でしたが、1年で350万円ほど価格が上昇していることになりました。
もともと高田駅の周辺は一戸建て住宅の適地としてマンション自体が多くないため、実際に購入する場合には最適な中古物件が見つかるかどうかがポイントといえそうです。
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・<SUUMO調査>東横線で70平米未満の「中古マンション」買うなら日吉が穴場?(2019年10月7日、過去にこんな調査も)
・高田駅前の工場跡に「イオン系」が出店意向、駐車場ルートで課題指摘も(2022年4月18日、現時点で開店は「2024年春以降予定」と記載された出店募集も見られる)
【参考リンク】
・「渋谷駅まで電車で30分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2022年版」(SUUMOジャーナル、2022年8月30日)