相鉄・東急新横浜線と新幹線で西日本へ一直線――。
東急電鉄は「西日本へのお楽しみは、新横浜から。」とのキャッチコピーで「enjoy WEST(エンジョイウエスト)」プロモーションをきょう(2024年)3月4日(月)からスタートし、ポスターや動画の展開とともに、新幹線と同じブルーのラインを施したラッピングトレインの運行も始めます。
同プロモーションは、相互直通運転する相鉄(相模鉄道)や東海道新幹線を運行するJR東海をはじめ、山陽新幹線のJR西日本、大阪・神戸・京都の3都市を走る阪急電鉄の4社が協力。
「東西の鉄道会社5社が“つながっている”」ことをコンセプトとした動画やポスターを東急線の車内や駅で展開し、中部・関西・山陽地区の観光名所や名物の紹介を行います。
これに加え、目黒線や新横浜線などを走る電車1編成に新幹線と同じブルーのラインを2本施し、新幹線車両をイメージしたラッピングトレインに仕立て、プロモーションのキャンペーンステッカーも貼り付ける予定。
東急電鉄は、3月16日(土)に実施するダイヤ改正で昼間に新横浜線の運転本数を増やし、東横線や目黒線沿線から新横浜へのアクセス環境の向上を図ります。
また、JR東海でも朝6時に新横浜駅が始発となる博多行の臨時列車「のぞみ97号」を新設し、首都圏から山陽方面へ最速で着ける列車として5月25日(土)までの土曜日やGW(ゴールデンウイーク)中など計10日間に運転する計画。
東急電鉄では「さらに多くのお客さまに新横浜駅から東海道・山陽新幹線を利用したお出かけを楽しんでいただけるよう、東急線のご利用から旅に出るようなわくわく感を創出します」とのことです。
【関連記事】
・新横浜始発で広島・博多へ最速、3月16日から土曜やGWに臨時「のぞみ」(新横浜新聞~しんよこ新聞、2024年2月26日、ダイヤ改正で新設)
・【過去記事】一度の乗り換えで関西・山陽へ、東急が「新横浜線」開業を控え広域連携PR(2023年2月15日、前年も同様のキャンペーンを実施)
【参考リンク】
・《東急電鉄:ニュースレターVol.1》新幹線デザインのラッピングトレインを2024年3月4日(月)から運行します(2024年2月27日、「enjoy WEST」プロモーションについて)
・JR東海「新幹線のダイヤ改正」の紹介ページ(「早朝時間帯に新横浜始発山陽新幹線直通の臨時『のぞみ』を新設します」などの案内も)