<新綱島駅>3月16日(土)改正で列車本数増、昼間の利便性が高まる | 横浜日吉新聞

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東急新横浜線の開業からまもなく1年、新綱島新横浜の両駅で運転本数が増え、昼間の利便性が高まります。

東急電鉄は今月(2024年)3月16日(土)に実施するダイヤ改正で、昼間に東急新横浜線(日吉~新横浜)の列車増発を行います。

日吉駅までだった昼間の一部各駅停車を新横浜駅まで延長運転する形で東急新横浜線の列車本数を増やす(2023年7月、綱島トンネル入口付近)

今回の改正は、主に10時から16時台の目黒線で日吉駅止まりとなっている「各駅停車」を新横浜駅まで延長運転するなどし、新綱島駅と新横浜駅で昼間に1時間あたり8本の運転本数を確保。

現在、昼間は目黒線と東横線の「急行のみが東急新横浜線へ直通していますが、これに毎時2本程度の各駅停車が加わることになります。

現在(画像上)と改正後(画像下)の新綱島駅の目黒・渋谷方面行時刻表、改正後は昼間に東京メトロ南北線方面行の各駅停車が2本増える(東急電鉄サイト内の各駅時刻表を加工して作成)

新綱島駅では、ほとんどの時間帯に1時間あたり8本の列車本数を確保。昼間も1時間あたり12本程度の列車が停車する綱島駅と比べるとまだ少ない環境ですが、新綱島では今回の増発で東京メトロ南北線方面への直通列車が増える形となります。

新綱島駅では、昨年(2023年)12月から臨港バス(川崎鶴見臨港バス)や横浜市営バス、東急バスの日吉駅方面行路線が乗場を綱島から移しており、東急線と路線バスを乗り継ぐ際の利便性も高まりそうです。

新綱島駅の改札口、列車本数の増加で利用者は増えるか(2024年1月)

また、現在は昼間に東急新横浜線への直通列車の停車がない元住吉や新丸子といった各駅停車だけが停車する駅からも、新綱島や新横浜へ乗り換えなしでアクセスできる機会が増えることになります。

【関連記事】

<2024年3月改正>東急で新横浜へ行きやすく、昼間は1時間あたり8本運転(2024年1月11日)

新綱島駅へ移動する8系統の「バス時刻表」発表、市営13系統は削減へ(2023年12月14日、新綱島駅へ乗場を移した路線バスについて)

【参考リンク】

東急線ダイヤ改正後の各駅(PDF版)時刻表(2024年3月16日以降の各駅時刻表)

東急電鉄「2024年3月16日(土)東横線、目黒線、東急新横浜線でダイヤ改正を実施」(2024年春のダイヤ改正について、2024年1月10日)

2024年3月16日以降の新綱島駅「日吉・渋谷・目黒方面」時刻表PDF、東急電鉄)


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