<JR新幹線など>2023年末の「混雑ピーク」は12月29日(金)と30日(土) | 横浜日吉新聞

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2023年の年末“帰省ラッシュ”のピーク日は12月29日(金)と30日(土)になりそうです。

JR各社は2023年年末から2024年年始にかけての指定席予約状況(12月11日時点)を発表し、首都圏発12月29日(金)と30日(土)、各地から首都圏着が来月(2024年)1月2日(火)と3日(水)が特に混雑している状況です。

12月中旬を過ぎるとJRのチケット販売窓口に行列も見かけるように(新横浜駅、12月16日撮影)

12月10日時点の指定席予約状況は、JR東海の東海道新幹線が前年(2022年)度と比べ155%新型コロナ禍前の2018年度と比較しても117%と好調。

JR東日本の新幹線各線(東北・秋田・山形・上越・北陸)が前年度比130%、2018年度比103%在来線(中央線・常磐線・踊り子号など)は前年度比151%、2018年度比118%とコロナ前を超える予約が入っているといいます。

12月11日(月)時点でのJR東日本の各線における予約状況(JR東日本のニュースリリースより)。なお、最新の予約状況はこちらの「年末年始期間の指定席予約状況」ページで12月27日(水)まで更新中

ピーク日は首都圏発が12月29日(金)・30日(土)、首都圏着は1月2日(火)・3日(水)でこれらの4日間は指定席が売り切れる列車も出ています。

また、この年末年始(12月28日~1月4日)期間は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号全車指定席となっており、指定席を購入できない場合は自由席券でデッキ部分に立ってしか乗車できない取り扱いに変わりました。

12月19日(火)時点でJR東海が発表した指定席予約状況では、29日(金)午前中の東京・品川・新横浜発の「のぞみ」号がほぼ売り切れとなりました。

12月19日(火)時点での東海道・山陽新幹線(東京駅基準)の予約状況、29日(金)・30日(土)の午前中はかなり厳しい状況。指定券入手を急ぎたい(JR東海「2023年度 年末年始期間中の東海道新幹線・山陽新幹線指定席日別予約状況(東京駅基準)」より)

なお、「ひかり」号や「こだま」号には通常通り自由席が連結され、新横浜駅が始発となる朝6時発の広島行「ひかり533号」(新大阪8時13分着)にも自由席が設定されています。

今冬の年末年始はコロナ前の混雑を超える可能性があるため、帰省や行楽で出掛ける場合は早急に交通機関の予約を行ったほうがよさそうです。

【関連記事】

2023年末と年始は「のぞみ」号に自由席なし、指定券の入手が必須に(新横浜新聞~しんよこ新聞、2023年11月24日)

【参考リンク】

JRサイバーステーション(6時から23時50分までJR各社の「空席照会」が可能)

JR東日本「えきねっと」(指定席のネット予約・空席案内サービス、新幹線を含め全国の列車に対応)

JR東日本「『年末年始期間』の指定席予約状況のお知らせ」PDF、JR東日本エリアの12月11日時点の予約状況)

JR東海「2023年度 年末年始期間の指定席予約状況について」PDF、東海道新幹線などの12月11日時点の予約状況)


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