いざに備える防災体験イベント、11月19日(日)に綱島ヨーカドー前で | 横浜日吉新聞

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今年も綱島で「防災」を体験しながら学べるイベントが開催されることになりました。

綱島地区で地域防災活動をおこなう綱島地区家庭防災員連絡協議会が中心となり実施してきた「減災行動展2023」が、今年もイトーヨーカドー綱島店前のパデュ中央広場(綱島西2)で開かれます。

防災紙芝居・クイズで子どもたちにも「防災」や「減災」を身近に感じてもらえるチャレンジを行っている。最左は綱島商店街の中森伸明理事長(2022年11月)

防災紙芝居・クイズで子どもたちにも「防災」や「減災」を身近に感じてもらえるチャレンジを行っている。最左は綱島商店街の中森伸明理事長(2022年11月)

今月(2023年)11月19(日)9時から14時30分まで第12回目の開催となる今回のイベントでは、当日はまず9時から綱島特別救助隊員による「救助演技」をヨーカドー綱島のビルで披露し、イベントのスタートをインパクトたっぷりに演出する予定です。

また、恒例となっている起震車での地震体験、港北消防団による展示体験や、「お子さま消防服」着用体験、煙体験水消火器など、地震や火災についての対応に役立つ体験をすることが可能です。

「お子さま消防服」着用体験も(同)

「お子さま消防服」着用体験も(同)

さらに、心肺蘇生法AEDを使用する体験や身近な物で作る防災グッズ避難食防災紙芝居・クイズ、風水害に備えるハザードマップなどのパネルや鶴見川水族館(ミニ水族館)での生きもの展示など、地域で活動する人々がそれぞれの展示を担当していることも大きな特色となっています。

「ミニ水族館」に子どもたちも夢中に(同、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング提供)

「ミニ水族館」に子どもたちも夢中に(同、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング提供)

「風水害」の対策を呼び掛けるパネル展示も(2022年11月)

「風水害」の対策を呼び掛けるパネル展示も(2022年11月)

東日本大震災(2011年3月)がきっかけで立ち上がり、コロナ禍での中断(2020年開催中止)を乗り越え、さらには「今年から自治会町内会社会福祉協議会も主催者に加わっていただいての実施となります」と、これまでイベントを主催してきた家庭防災員連絡協議会の有賀宏子会長も、“地域ぐるみ”での「減災」の重要性を、より多くの人々に知ってもらいたいと意気込みます。

「自治会町内会や商店街の皆様の支えもあり、今年も開催することができました」と語る有賀会長(同)

「自治会町内会や商店街の皆様の支えもあり、今年も開催することができました」と語る有賀会長(同)

様々な体験をしていただくことで、“いざ”という状況への備えをしてもらえれば。特に、風水害への対応は大きな課題となっていますし、特別救助隊員による救助演技も見どころいっぱいです。どなた様でもご参加いただけますので、まずはお気軽にご来場ください」(有賀会長)と、当日の多くの来場を呼び掛けています。

冒頭部に披露される綱島特別救助隊員による「救助演技」は注目とのこと(同、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング提供)

冒頭部に披露される綱島特別救助隊員による「救助演技」は注目とのこと(同、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング提供)

身近な物で作る「防災グッズ」コーナーも(2022年11月)

身近な物で作る「防災グッズ」コーナーも(2022年11月)

綱島地区ではポスターを掲示しイベントへの参加を呼び掛けている

綱島地区ではポスターを掲示しイベントへの参加を呼び掛けている

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・【前年記事】鶴見川の水害にどう備えるか、綱島で11月6日(日)に街ぐるみ「防災イベント」(2022年11月5日)

【参考リンク】

11/19(日)「減災行動展2023」開催します!地震・風水害・火災・・・そのとき自分を守れますか?(綱島もるねっと)


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