日吉東急の「天一書房」が来年1月に閉店、新たな書店誘致を目指す | 横浜日吉新聞

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日吉東急アベニューの南館3階にある「天一書房日吉店」は、来年(2023年)1月15日(日)限りで閉店すると発表しました。

天一書房日吉店のある日吉東急アベニュー南館は日吉駅構内からエスカレーターで直接アクセスできる

天一書房は、綱島東1丁目に本社を置く多摩興産株式会社が運営する書店チェーン。日吉東急アベニュー(日吉2)の前身である「日吉東急百貨店」がオープンした1995(平成7)年から27年にわたって同店内で営業しており、近年は日吉駅の周辺で唯一の書店となっていました。

同店によると、日吉店の閉店後も綱島駅西口にある「綱島店」(綱島西1)や大倉山駅近くの「大倉山店」(大倉山2)などは引き続き営業するとのことです。

関係者によると、今回の閉店は2020年春に始まった新型コロナウイルス禍により、「在宅勤務やオンライン授業の学生が増えたことも来客が減った原因」との分析も聞かれました。

日吉東急アベニューでは、天一書房の撤退後もテナントに書店は必要であるとの考えも持っているといい、来年春以降の開店を視野に誘致活動を行っていくとのことです。

)この記事は複数の読者の方からの情報提供により記事化しました。

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日吉東急の天一書房跡に「丸善」が出店、オープンは3月1日(2023年1月16日、閉店の翌日に発表された)リンク追記

<日吉東急>天一書房がリニューアル、文具売り場を2/28(火)から大幅増設(2017年2月18日、5年半前には文具コーナーを拡大していた)

「住吉書房」の元住吉本店がリニューアル、文具などを拡充し3/1(水)オープン(2017年3月1日、住吉書房は2013年まで日吉中央通りにも店舗を置いていた)

本の楽しさ・魅力を伝えたい、アピタ内書店が取り組む3つのチャレンジ(2019年8月22日、アピタテラス綱島には2018年に「くまざわ書店」が出店)

【参考リンク】

天一書房チェーンの公式サイト(本社・綱島東)

日吉東急アベニュー「退店のお知らせ~南館3F 〈天一書房〉」(11月25日公表)


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