<2022年の路線価>日吉・綱島・高田・日吉本町の各駅前でプラス成長 | 横浜日吉新聞

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今年は新型コロナウイルス禍からの持ち直し傾向が見られます。相続税や贈与税の算出時に使われる2022年分(1月1日時点)の「路線価」がこのほど公表され、前年はゼロ成長となっていた日吉や高田、日吉本町の各駅前を含め、4つの駅前でプラス成長となりました。

綱島は西口・東口の駅前ともにプラス成長を継続中(写真は西口駅前)

道路に面した宅地の1平方メートル当たりの評価額を国税庁が調べたもので、同庁の説明によると、国土交通省が毎年調査する「公示地価」(同じく1月1日時点)と比べ、2割ほど低く評価しているといいます。

新型コロナ禍の影響を受けた2021年は、日吉駅前をはじめ、高田や日吉本町の駅前で前年の価格と変わらないゼロ成長となっていましたが、今年はプラスに転じています。また、綱島駅では西口・東口ともに2万円のプラスとなっていました。

日吉駅前(商店街側)は今年、プラスに転じた

以下、日吉・綱島・高田エリアにおける各駅前での最高価地点を紹介します。(港北区南部の各駅前は「新横浜新聞~しんよこ新聞」に掲載)

▼ 日吉駅前西口(ロータリー前のビル)[PDFリンク]

  • 2022年:104万円/平方メートル(前年比+2.0万円)
  • 2021年:102万円/平方メートル(前年比+0万円)
  • 2020年:102万円/平方メートル(前年比+6.0万円)

▼ 綱島駅前西口(駅前正面のビル)[PDFリンク]

  • 2022年:84.0万円/平方メートル(前年比+2.0万円)
  • 2021年:82.0万円/平方メートル(前年比+2.0万円)
  • 2020年:80.0万円/平方メートル(前年比+3.0万円)

▼ 綱島駅前東口(東急ストア側の道路に面した建物)[PDFリンク]

  • 2022年:61.0万円/平方メートル(前年比+2.0万円)
  • 2021年:59.0万円/平方メートル(前年比+1.0万円)
  • 2020年:58.0万円/平方メートル(前年比+2.0万円)

▼ 高田駅前(日吉元石川線沿い)[PDFリンク]

  • 2022年:32.0万円/平方メートル(前年比+1.0万円)
  • 2021年:31.0万円/平方メートル(前年比+0万円)
  • 2020年:31.0万円/平方メートル(前年比+1.0万円)

▼ 日吉本町駅前(駅舎前の市道「高田第278号線」沿い)[PDFリンク]

  • 2022年:30.0万円/平方メートル(前年比+1.0万円)
  • 2021年:29.0万円/平方メートル(前年比+0万円)
  • 2020年:29.0万円/平方メートル(前年比+0.5万円)

▼ 北綱島交差点(箕輪町3丁目側)[PDFリンク]

  • 2022年:27.5万円/平方メートル(前年比+0.5万円)
  • 2021年:27.0万円/平方メートル(前年比+0.5万円)
  • 2020年:26.5万円/平方メートル(前年比+1.0万円)

なお、港北区内のその他エリア(場所)については、国税庁のサイトから調査が可能です。

【関連記事】

・【前年記事】コロナ禍が影響か、日吉駅前の「路線価」現状維持、綱島駅前は東西とも上昇(2021年7月5日)

<2022年の公示地価>綱島東の住宅地が高い上昇率、西口駅前の商業地も(2022年3月24日、同じく1月1日時点の地価調査)

【参考リンク】

2022(令和4)年「横浜市港北区(路線価図・索引図)」(国税庁)

令和4年分東京国税局各税務署管内における最高路線価(首都圏各地域ごと状況)


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