【法人サポーター会員によるPR記事です】箕輪町の秋の実りを今年も味わえそうです。
箕輪町で1888(明治21)年に屋号「角屋」として創業、130年超の歴史を持つ角屋商事株式会社(箕輪町3)が経営する「ヨコハマライスセンター・角屋」(同)では、十数年来取り扱っている地元日吉・箕輪町産の米「はるみ」の新米を、今年(2020年)も10月1日から新発売しています。
「精米する前の玄米をまずは2俵(※注:1俵=約60kg)入荷しましたが、5キログラム単位ですでに20人以上の予約が入ってしまい、翌日には新たに4俵(約240キログラム)仕入れました」と、同社の前社長で取締役の飯山清志さんは、その反響の大きさについて笑顔で語ります。
江戸時代から数百年以上も続いてきた、箕輪町での貴重な稲作の歴史を継ぐ小嶋喜久夫さんが、約2700平方メートルの水田で育て、収穫した神奈川県の奨励品種「はるみ」を取り扱う数少ない店として、「10俵から最大でも12俵くらい卸してもらう予定です。予約の状況次第で終了時期は変わりますが、遅くとも11月中、早い段階で販売を終えてしまうかもしれません」と、清志さんは、できるだけ早い段階での予約・購入を呼び掛けます。
そのほかにも、生産者の「顔がみえる」お米の販売にも力を入れており、茨城県筑波山麓・土浦市(旧新治村)の来田農場で育てた「特別栽培米こしひかり」は、新米をすでに入荷。

今月(2020年)10月から社長を継いだ5代目の飯山洋平さんは日吉生まれ・育ち。「三ツ星お米マイスター」にも認定、公式サイトのリニューアルやツイッターの立ち上げ・更新も自ら行っている(同社の精米工場にて)
「炊きあがりはふっくらとした食感と、豊かな香りが特徴です。国のガイドラインに則った低農薬・低化学肥料による栽培方法で、県より認証を得ていることもお勧めしたいポイントです」と、この10月1日から、清志さんの跡を継ぎ、社長に就任したばかりの飯山洋平さんは、昨年2019年10月に、一般財団法人日本米穀商連合会(東京都千代田区)の試験に合格。
日本全国で2260人(2020年5月31日現在)しかいない「三ツ星お米マイスター」に認定されています。
また、洋平さんは、今年3月には新たに同社のホームページを自ら作成しフル・リニューアル。5月からはインターネットのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)・ツイッター(Twitter)も新たに立ち上げ、同店からの情報発信にも日々挑戦しています。
「箕輪町の『はるみ』についてはもちろん、日本最大の大干拓地である秋田県大潟村の村上農場で栽培した『あきたこまち』についてなど、取り扱っているお米の魅力を、これからもホームページやツイッターを通じてより細やかに、また生産者の想いについても、少しずつ伝えていけたら」と洋平さん。
来月11月には、箕輪町の店舗に併設された工場エリアに、新たに精米機を導入することも決定。「今は、お電話一本いただければ、区内近郊エリア(日吉・綱島・高田・新吉田・樽町・大曽根など)への配達を行っています。いずれは、インターネットでの受付などにも挑戦できたら」と、心に抱く新たな目標についても言及します。
箕輪町の「田んぼ」の風景のみならず、先代から継いだ「より美味しいお米を提供したい」という熱き想いを、この街・日吉箕輪町から新たに耕し、より広く発信していきたい考えです。
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・<箕輪町商工会>コロナ禍にも負けない「Zoom」に挑戦、地域イベントも視野に(2020年9月29日)
【参考リンク】
・角屋商事株式会社公式サイト ※2020年3月サイトリニューアル
・箕輪町商工会公式サイト ※2020年4月サイト新設
(法人サポーター会員:箕輪町商工会~角屋商事株式会社 提供)