慶應ゆかりの「アイスホッケー」プロチーム、新横浜を本拠地にアジアリーグ参戦

横浜日吉新聞

慶應義塾大学ゆかりのメンバーらが立ち上げたアイスホッケーのプロチームが港北区新横浜を本拠地に活動を本格化しています。今年(2020年)9月以降に始まる予定の国内最高峰プロリーグへの参入が決まり、1年目から「優勝を狙う」と高い目標を掲げます。

今シーズンから「アジアリーグアイスホッケー」に参戦する「横浜GRITS(グリッツ)」(同チームのニュースリリースより)

“やり抜く力(GRIT=グリット)”という意味の言葉を冠した「横浜GRITS(グリッツ)」(GRITSスポーツイノベーターズ株式会社運営)は、臼井亮人社長をはじめ、浅沼芳征監督やジェネラル・マネージャー(GM)の御子柴高視取締役、石塚亮平取締役、森井宏誠取締役といった慶應大学スケート部アイスホッケー部門などのOBらが中心となって昨年(2019年)5月に法人化したプロチーム。

アイスホッケーでは横浜市初のプロチームとして、新横浜にある「KOSE新横浜スケートセンター」を本拠地に定め、国内4チームと韓国2チーム、ロシア1チームによる「アジアリーグ」への参入がこのほど認められました。

アジアリーグでは日本4チームと韓国2チーム、ロシア(サハリン)1チームの7チームが戦っており、ここに横浜グリッツが加わる(アジアリーグアイスホッケーの公式サイトより)

アジアリーグは、日本(王子イーグルス/ひがし北海道クレインズ/日光アイスバックス/東北フリーブレイズ)だけでなく、強豪である韓国とロシア(サハリン)のプロチームを加えた国際リーグ戦で、この数年はロシアや韓国勢の優勝が続く状態です。

そんな厳しいリーグへの参入が決まった横浜グリッツは、先週(2020年)6月12日(金)に経営陣や選手ら11人が港北区役所を訪れ、栗田るみ区長や高嶋賢一副区長に報告を行いました。

港北区役所を訪れた横浜グリッツのメンバーら(6月12日)

ホームタウンとして応援していきたい」と話す栗田区長に対し、横浜グリッツの臼井社長は「1年目から優勝を目論んでいる」と表明。

同席していた小野航平選手(武相高校・早稲田大学・日光アイスバックス出身)らも驚く決意表明が飛び出しました。

左から小野選手(武相高校出身)、臼井社長、森井取締役

同チームは、所属選手がフルタイムの仕事を持ちながらプロ選手として活動する“デュアルキャリア”を実践しているのが特徴で、運営側も別の仕事を持ちながらチームを支えているといい、「今日は有給を取ってきました」と話すスタッフも。

例年9月に始まるアジアリーグは、新型コロナウイルスの影響で「2020年-2021年シーズン」の日程が未定の状態ですが、試合が始まれば本拠地のKOSE新横浜スケートセンター以外は、日光から青森、北海道、さらに北のサハリン(ロシア)や韓国(ソウル・安養)まで厳しい敵地遠征で戦うことになる予定です。

チーム公式キャラクターの名前(左)や公式チアリーダーズ「GRITS TOPAZ」(右)の初代メンバーも募集している段階(チーム公式Twitterより)

アイスホッケーだけでは生活もままならないというシビアな現実」(臼井社長)を打開し、「夢をもってプレイできる環境を整えたい」(同)と結成された横浜グリッツ。

日本のアイスホッケー界に変革を起こし、グリッツに関わるすべての人に夢と生きる活力を提供する」という大きな目標に向かって、港北区の地から挑戦が始まります。

【参考リンク】

横浜GRITS(グリッツ)の公式サイト

横浜GRITS(グリッツ)のTwitter

アジアリーグアイスホッケーの公式サイト


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