トレッサ横浜に、Xmasを待つイルミネーションが今年も無事点灯しました。
きのう(2020年)11月3日(火・祝)18時より、師岡町にある「トレッサ横浜」の南棟1階センターガーデンで、「トレッサ横浜スノークリスタル(Snow Crystal)2020~イルミネーション点灯式」が開かれ、一足早い冬の足音への想いを参加者が共有しました。
この日は、昨年(2019年)に引き続き、プロフィギュアスケーターの小塚崇彦さんが来場したほか、横浜市をホームタウンとするプロアイスホッケーチーム「横浜グリッツ(GRITS)」公式チアリーディング「グリッツトパーズ(GRITS TOPAZ)」の6人や、黒岩義博(よしひろ)選手、金子直樹選手がスペシャルゲストとして登場。
MCのケリー隆介さん、元女子バスケットボール日本代表の中川聴乃さんが司会進行。小塚さんが、かつて新横浜のスケート場で練習を行っていた頃にトレッサ横浜に来訪していたことや、急なカーブをすべるといったスケーティングの練習のため、アイスホッケーを小学校3年生まで習っていたというエピソードを披露。人々の注目を集めていました。
金子選手も、「アイスホッケーの技術向上のため、フィギュアスケートのシューズを履いて練習を行ったことがある」とのトークを展開。
横浜グリッツが今年からKOSE新横浜スケートセンター(新横浜2)を本拠地としてプロリーグ「ジャパンカップ2020」に参入したこと、フォワードが3人、ディフェンスが2人、ゴールキーパーが1人の6人で戦うというポジション、試合中に選手が制限なく入れ替わることができるといったルールなどについても説明していました。
チアリーディング「グリッツトパーズ」の6人も、一人ひとりの参加者の目を輝かせる華やかなパフォーマンスを披露。
まだシーズン開始以降、勝利をつかめていないグリッツですが、今週末11月7日(土)と8日(日)の新横浜での試合にも「ホームで初勝利を飾りたい。ぜひ応援に来てもらえたら」と両選手は、力を込めて初勝利に向けた意気込みを語っていました。
トレッサ横浜のキャラクター「とれおんくん」が、イルミネーション点灯用のステッキを片手に登場したのち、キャンドルセレモニーとして、当日整理券を配布し、限定30組のみ招待した参加者に配布していたキャンドルを点し、イルミネーション点灯のカウントダウンに至ります。
「コロナ禍」に負けじと、約9万球の電球が輝く瞬間を無事に迎え、例年とは異なる“ささやかな歓声”に包まれていました。
点灯式の最後は、きのう11月3日からプレ・オープン、きょう4日からオープンとなるミニスケート場「わくわくアイスワールド2020」で、小塚さんが後進の育成を行う「小塚アカデミー」によるアイスリンクショーを披露、イベントのラストを華やかに締めくくりました。
トレッサ横浜は、グリッツを協賛スポンサーとして支援しており、同施設を運営する株式会社トヨタオートモールクリエイト(本社:愛知県名古屋市)常務取締役の三浦久プレジデントは、「グリッツがトレッサのロゴマークを胸に氷上で戦ってくれることが素晴らしい」と、地域に根差した将来像を描く姿がトレッサの未来とも合致していると、支援に至った理由を力強く語ります。
今回のイルミネーション点灯の企画を行った同社の菊池円さんは、「例年は、200人から300人も参加いただける大掛かりなイベントなのですが、新型コロナウイルス対策を行った上での開催となりました」と説明。
“三密”を防ぐ目的で、「北棟リヨン広場」での大型スクリーンによる点灯式の生中継を行うといった大掛かりなチャレンジや、キャンドルの点灯といった「心に残る」イベントとなるような工夫も随所に凝らしていました。
新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けたトレッサ横浜に、今年も無事点った「優しい光の海」の光景は、地域で暮らす人々の心を照らし、ささやかな日常での幸せを感じさせる瞬間を、クリスマスが終わるまでの間、来訪する一人ひとりに提供してくれることになりそうです。
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【参考リンク】
・トレッサ横浜Snow Crystal 2020 ~イルミネーション点灯式~(トレッサ横浜公式サイト)
・わくわくアイスワールド2020~本格アイスリンクがトレッサ横浜に登場(同)