東急新横浜線の工事現場を見学、人気の「親子プログラム」は今夏も箕輪町で開催 | 横浜日吉新聞

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この夏も人気の親子体験プログラム日吉エリアに設定されました。横浜市内の小中学生向けに毎年行われている仕事体験企画「子どもアドベンチャー」(横浜市教育委員会主催)で、東急新横浜線(相鉄・東急直通線)の箕輪町における工事現場を見て学ぶ「未来の鉄道ができるまで」(東急電鉄主催)が今年(2019年)8月16日(金)に行われます。

日吉駅から箕輪町の東横線高架橋では東急新横浜線のトンネルと接続するための工事が行われている

2023年3月までの開業を目指して工事が進む「東急新横浜線」(日吉~新綱島<仮称>~新横浜<仮称>)のうち、東急電鉄が担当する箕輪町3丁目周辺の工事現場で行われる親子プログラムは、2016年と2018年に続き今年が3回目

今年も東横線の高架橋から新横浜線の綱島トンネルへと潜っていく「二層区間」と呼ばれる箇所を見学するとともに、鉄道工事の仕事を学ぶという観点から何らかの体験機会も設ける予定だといいます。

箕輪町の工事エリアは、東横線の高架橋を外へ拡げ、空いた真ん中に新横浜線の新たな線路を通すという“難工事”と言われる箇所。巨大なコンクリートの構造物や、列車が走ると見られなくなる可能性が高い箇所も多いだけに、見学できるのは貴重な機会となりそう。

箕輪町3丁目付近で東急新横浜線の「綱島トンネル」と接続する

参加対象は、小学3年生から6年生とその保護者で、10時と14時の2回各15組ずつを募集。応募は往復はがきで来月(7月)10日(水)までに「東急電鉄日吉工事事務所」(日吉2丁目3-11日吉ビル3階)へ。保護者は2名まで同行可能で、応募多数の場合は抽選になるとのことです。

企画を担当している東急電鉄日吉工事事務所によると、昨年は定員の3倍以上となる数の応募があったといい、子どもアドベンチャーのなかでも人気プログラムとなっている様子。小学生の自由研究にも役立ち、保護者にとっても身近な“一大プロジェクト”を理解することにもつながるため、応募してみる価値はあるかもしれません。

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