2020年4月開校「箕輪小学校」、教職員の配置に配慮、木材利用の促進も | 横浜日吉新聞

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来年(2020年)春に箕輪町2丁目の旧NRI野村総研付近に開校が予定されている横浜市立の「箕輪小学校(日吉台小学校第二方面校)」について、教員配置や学校内の木材利用の促進に関してきのう(2019年2月)26日に開かれた横浜市会の予算第一特別委員会で報告が行われました。

新設される箕輪小学校には室内の壁面や床面の仕上げ、ロッカーや用具入れなどに木材利用を促進していくという(写真はイメージ=Photo AC)

港北区から選出された酒井誠議員(自民党)の質問に、鯉渕信也教育長が答えたもので、新設校への教員の配置については「新たな学校の運営に支障が生じることがないようにするため、母体となる学校や、児童・生徒、さらには地域のことを熟知した教職員をできる限り配置する。新設初年度には基準に上乗せして教員を1人増員し、学校運営がより円滑に進められるようにする」(鯉渕教育長)と説明。

一方、学校への木材活用については、「箕輪小学校を含む新設校では、児童・生徒が木材の良さを実感してもらえるよう、室内の壁面や床面の仕上げロッカーや用具入れなど、直接見たり触れたりすることのできる部分を中心に、木質化を行うなど、木材利用を促進していく」(同)と述べました。

箕輪小学校については現在、来年3月までの完成を目指して昨年冬から建設工事が行われており、日吉台小学校(日吉本町1)を中心に、綱島東小学校(綱島東3)や矢上小学校(日吉3)、日吉南小学校(日吉本町4)などの児童が移ってくることが予定されています。

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箕輪町の新小学校は11月着工へ、校舎4階上部にプール、開校予定は2020年4月(2018年5月10日)

【参考リンク】

日吉台小学校第二方面校(仮称)整備事業(横浜市教育委員会)


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