箕輪町の新小学校は11月着工へ、校舎4階上部にプール、開校予定は2020年4月

横浜日吉新聞

箕輪町2丁目の旧アピタ日吉店など一連の跡地「箕輪町計画」(日吉大規模複合開発プロジェクト)の一部に建てられる横浜市立の「箕輪小学校(日吉台小学校第二方面校)」について、横浜市教育委員会は、今年(2018年)11月1日に着工するとの建築看板(標識)を現地に掲出しました。完成は2020年3月末の予定。

旧野村総研のデータセンター跡地付近が小学校の建設予定地、右後方に見えるのは日大高校・中学校のクラブハウスやグラウンド

現地の建築看板によると、9500平方メートルの敷地に5階建て・高さ19.9メートルの校舎3棟を建てる計画です。

関係者の話では、校舎は5階建てという表記にはなっているものの、実態は4階建てで、5階部分には階段出入口とプールが設けられるとのこと。横浜市教育委員会によると、校舎については現時点で一部を緑化する構想があるものの「市の標準仕様に沿ったものになる」といいます。

同地では一部が特定有害物質である「鉛及びその化合物」によって汚染されていることが市環境局から今年2月に発表されましたが、すでに掘削によって除去されたと先月(4月)5日付けで公表されています。また、土地の売買契約も終えているとのことです。

一方、工事期間は今年11月1日から2020年3月末までの16カ月間が確保されていますが、2020年4月の開校時には「グラウンドの整備だけは遅れる可能性がある」と指摘する関係者もいます。

同小学校については、地域の関係者ら28人による「開設準備部会」(部会長・小島清日吉連合町内会会長)が2016年11月から2017年5月まで4回にわたって会議を開いてきました。

「開設準備部会」で決定した新小学校の通学区域図(左側)と平成32(2020)年度と平成34(2022)年度の児童数・学級数の推移見込み(2017年4月発行の「日吉台小学校第二方面校開校準備部会ニュース」第3号より)※クリックで拡大

この部会では、校名を箕輪小学校とすることや、通学対象区域箕輪町2丁目(綱島街道の東側のみ)と綱島東4丁目(綱島東小学校学区)を核に、日吉台小学区のうち箕輪町1丁目の一部(30番から33番まで)と日吉5丁目、日吉7丁目とし、矢上小学校学区の日吉7丁目(8番から10番および17番から21番)は、両小学校から通学先を選べる「特別調整通学区域」とすることなどを決め、意見書として市教育委員会に提出しています。

通学区域は、教育委員会や横浜市会での最終決定は行われていませんが、該当住所に自宅がある場合は、現在通っている日吉台小(箕輪町1丁目の一部や日吉5丁目、日吉7丁目など)や綱島東小(綱島東4丁目)、日吉南小学校(箕輪町2丁目の一部)から新小学校へ移ることになります

開校まで2年を切ったなか、3校へ通う児童や保護者の側も環境が変わることへの心構えをしておく必要がありそうです。

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NRI野村総研が日吉から撤退、社員寮も「東洋一」のデータセンターも閉鎖(2016年2月3日、小学校の建設予定地はかつて野村證券(しょうけん)のデータを預かる重要施設だった)

【参考リンク】

箕輪小学校(日吉台小学校第二方面校)の建設予定地(旧野村総研データセンター付近)(グーグルマップ)


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