<高校野球の日吉対決>左腕エースの投手戦は慶應が勝利、日大は7回に力尽きる | 横浜日吉新聞

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敗れた日大高校、勝った慶應塾高

高校野球の“日吉対決”は慶應が6対1で日大を下した(7月13日横浜スタジアム)

夏の甲子園を目指す「北神奈川大会」の2回戦で、同じ日吉に校舎を置く慶應義塾高校(慶應塾高、日吉4)と日本大学高校(日大高校、箕輪町2)がきょう(2018年7月)13日に9年以上ぶりに公式戦で対戦となり、慶應が6対1で日大を下し、3回戦へ進みました。

慶應・生井(なまい)君日大・中島君という両左腕エースが先発し、投手戦となったこの試合。

8回1失点の好投を見せた慶應の生井(なまい)投手

1対1の7回裏、慶應が内野安打2本とエラー、盗塁で無死2・3塁のチャンスを作ると、2番大川君がセンター前に2点タイムリー放って均衡を破り、続く3番下山君はライトスタンドに2ランを浴びせて日大の中島投手をノックアウト。

後続の北野投手からも1点を取り、この回だけで5点を奪ってそのまま逃げ切りました。慶應の生井投手は8回1失点の好投が光り、打線も本塁打1本を含む12安打を放ちました。

一方、日大は初回にエラーも絡んで1点を失いましたが、さらに無死満塁のピンチを中島投手が迎え、その後も得点圏にランナーを背負いながらも、6回までは初回の1失点だけにとどめる粘りの投球を披露。

ランナーを背負いながらも粘投を続けていた日大の中島投手だったが、7回裏につかまった

6回表には打線が慶應・生井投手を攻略し、4番小水君のタイムリー2ベースで同点に追いつきます。しかし、粘投を続けていた中島投手が7回裏につかまり、その後は打線も抑え込まれ、5点差での敗戦。攻撃面では、1回戦の大師高校戦では上手く決めていた送りバントの失敗も目立ちました。

昨年の夏はノーシードからベスト4まで勝ち残った日大でしたが、春のセンバツ甲子園にも出場したシード校の慶應と当たり、今夏は2回戦で消えることになってしまいました。

慶應高校は、3回戦で同じ港北区内の県立港北高校と当たる可能性がありましたが、同時刻に別球場で行われた試合で港北高が敗れたため、県立生田高校(多摩区)と19日(木)11時から対戦となります。

生徒や保護者、OBなどによってピンク色に染められた三塁側の日大高校応援席

敗れた日大高校、勝った慶應塾高

敗れた日大高校(手前)と勝った慶應高校の選手ら

試合後、涙をぬぐいながら3塁側応援席へあいさつに向かう日大高校の選手ら

一塁側に詰め掛けた応援団や生徒、OBらとともに校歌を歌う慶應高校の選手ら

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夏の甲子園を目指し2回戦で「慶應vs日大」、7/13(金)に横浜スタジアムで(2018年7月9日)

【参考リンク】

慶應高校の戦績(朝日新聞バーチャル高校野球)

日大高校の戦績(朝日新聞バーチャル高校野球)

TVKの高校野球「第100回神奈川大会」特設ページ(試合速報など)


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