日吉本町6丁目で一戸建て住宅の建設や計画が相次いで進んでいます。
高田東小学校(高田東2)に近いエリアでは、三井不動産レジデンシャルが「ファインコート日吉グレーステラス」との名で12戸の分譲を予定。
一方、日吉本町駅の裏手に位置する徒歩10分程度の場所では、丘を切り拓いて15戸を開発することをナイス株式会社(鶴見区)が計画しています。
ファインコート日吉グレーステラスは、道路を境に日吉本町6丁目側に置かれている高田東小学校のプールに隣接した農地跡を使い、2階建て(4LDK)12戸を建設。今年(2018年)4月下旬に竣工し、8月下旬に入居予定としています。高田駅から徒歩約12分、日吉本町駅へは徒歩約14分の位置。
物件公式サイトでは、「『日吉』アドレスに三井のファインコート誕生!パリの邸宅街をイメージした全12邸の上質な街並み」などとアピールし、6月下旬に第一期販売を行うと予告しています。
一方、ナイスによる15戸の開発計画は、日吉本町西原公園に近い2985平方メートルの緑の丘に15戸を分譲するもので、2016年ごろから現地には計画看板(標識)が設置されていましたが、工事は進んでいませんでした。
昨年(2017年)11月にナイスが新たに「開発事業のお知らせ」と題した看板とともに、土地利用の計画図を掲出したもので、今月19日まで市で計画書の縦覧を行うとしています。
日吉エリアでは箕輪町2丁目の大規模再開発をはじめ、日吉駅と日吉本町駅から徒歩10分圏内では少なくとも3棟のマンション建設が進められていますが、駅から少し遠かったり、マンションが建てづらかったりするエリアでは、一戸建ての建設も止まりません。
なお、日吉で進行中の一戸建て建設計画に関する記事は次の通りです。
- 日吉宮前エリアで相次ぐ“狭小住宅”、新幹線高架橋近くの駐車場跡に14戸計画(2017年10月31日)
- 下田町2丁目「グランド前」バス停の正面で一戸建て15戸、駐車場に開発計画(2017年10月30日)
- 矢上川沿いの日吉3丁目、日吉神社近くの「斜面造成」で宅地分譲の動き(2017年9月19日)
- 箕輪町2丁目で相次ぐ工場跡地の転換、一戸建て11戸を“オープンハウス”が計画(2017年6月30日)
- <下田町>大和ハウスの住宅分譲地「セキュレア」、2カ所で現在も販売中(2017年4月30日)
- 日大グランド近くの日吉6丁目、2つの工場跡に“ミニ戸建て”的な35戸を計画(2017年4月6日)
- 下田町「サミット」跡地に21戸の一戸建て住宅、リストが3700万円台から販売(2017年1月22日、完成済み)
【参考リンク】
・三井不動産レジデンシャル「ファインコート日吉グレーステラス」の公式サイト
・ファインコート日吉グレーステラスの建設地(グーグルマップ)
・ナイス株式会社による15戸開発予定地(グーグルマップ)