日大グランド近くの日吉6丁目、2つの工場跡に“ミニ戸建て”的な35戸を計画 | 横浜日吉新聞

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日吉6丁目の「日大グランド前」バス停に近い工場跡2カ所を使い、計35戸を分譲する計画が現地の開発計画標識(看板)により明らかにされました。いずれも1戸が50~63平方メートルの“狭小住宅(ミニ戸建て)”的な物件となる模様です。

国産ラセン管の本社工場跡地に21戸建設する計画

国産ラセン管の本社工場跡地に21戸建設する計画、すでに建物の窓枠などが取り外されている状態

建設予定地は、1つが国産ラセン管株式会社の本社工場が置かれていた1396平方メートルの土地で、同社が2015年夏に破産後は空き物件となっており、現在も建物が残っています。ここに1戸あたり50~57平方メートルの3階建て住宅を21戸を建設する計画。

もう一カ所は、正面左隣に株式会社ディーエム(DM)リサーチセンター(東京都港区)の横浜営業所(工場)をはさんだ正面左隣(日大高校第二グラウンド寄り)の場所。

DMリサーチセンターの第二流通センター跡地には14戸を建設、右側は稼働中のDMリサーチセンター横浜営業所

DMリサーチセンターの第二流通センター跡地には14戸を建設、右側は稼働中のDMリサーチセンター横浜営業所

以前はDMリサーチセンターの「横浜第二流通センター」として使われていた1001平方メートルの土地です。現在は撤退して隣の1カ所に集約したとみられ、建物を取り壊した後に1戸あたり49.8~63.5平方メートルの3階建て住宅14戸を建設する予定です。

両計画とも開発事業者は神奈川区の株式会社レイナハウスとなっています。

「日吉宮前地区」と呼ばれる日吉5~7丁目では、空地や駐車場、工場跡地などを活用した比較的小さな規模の一戸建て住宅の分譲が相次いでおり、今回の計画地と同じ道路沿いの一本橋寄りにある「日吉ローンテニスクラブ」に近い空地でも48~123.7平方メートルの5戸分譲が計画されています。

(※)この記事は読者の方からの情報提供をもとに取材しました。ありがとうございます。

国産ラセン管の本社工場は解体されて整地作業が行われている(2017年7月12日)

DMリサーチセンターの「横浜第二流通センター」も解体された。右側はDMリサーチセンター(2017年7月12日)

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【参考リンク】

21戸建設予定地(旧国産ラセン管、グーグルマップ)

14戸建設予定地(旧DMリサーチ第二流通センター、グーグルマップ)


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