「次もまた南北線の電車か」「なんで三田線ばかり来るんだ」――。朝のラッシュ時間帯に日吉駅で目黒線の始発列車を待つイライラが少しは解消されるのでしょうか。東急電鉄は来月(2018年3月)30日(金)に行う目黒線のダイヤ改正で「南北線行き、三田線行きが極力連続しないように調整し、混雑の平準化を図ります」と表明しています。
平日の朝、日吉駅では東京メトロの南北線行と都営地下鉄三田線行の列車本数が均等になっておらず、連続で同じ方面行の列車が来るケースが多く見られます。
朝7時台は南北線が10本と三田線が9本でバランスが取れていますが、5時と6時台は南北線の本数が2倍多く、8時台と9時台は三田線の本数が3~4本多いというアンバランスな状態。なかには、3本連続で同じ方面の列車が来る時間帯が6時と7時と9時に存在し、せっかく列車待ちの行列に並んでも、行きたい方面の列車が来ないことも珍しくはありません。
今回東急が発表したダイヤ改正の発表文では、具体的な内容は記されていませんが、「朝ラッシュ時間帯の上り列車の行き先、種別を見直し」を表明しています。昼間の時間帯は南北線方面と三田線方面の列車が6本ずつで均等化されているため、朝の時間帯での改善が期待されるところです。
【関連記事】
・東京メトロ「南北線」ダイヤ改正は3/30(金)、東急目黒線乗り入れ関連は小幅に(2018年2月16日)
【参考リンク】
・3月30日(金)、田園都市線・大井町線など東急線5路線でダイヤ改正を実施(PDF、東急電鉄、※東横線は未発表)
・日吉駅の目黒線(平日)時刻表(東急電鉄)