綱島東6丁目の工場が密集する地域で、28戸の一戸建て住宅を分譲する計画が明らかになりました。
この場所は、横浜市内を中心に店舗展開していた酒類専門店の「マインマート綱島店」が2012年まで営業していた跡地で、東海道新幹線の高架に近接した工場密集エリア。かつては映像や写真などの撮影用スタジオとしても使われていた土地です。
今月(2018年11月)15日に現地で掲出された開発事業の告知看板(標識)によると、1700平方メートル超の空地に3階建ての一戸建て28戸を建てる計画。1戸あたりの敷地面積は約48平方メートルから74平方メートル。今月19日から24日の期間に住民説明会を行うとしています。
開発事業者は、株式会社オープンハウス・ディベロップメント(東京都千代田区)。同社は「東京に、家を持とう」とのキャッチフレーズで、狭小地における一戸建て分譲に強みを持つ東証1部上場の不動産事業者・株式会社オープンハウス(同)の100%子会社。
同グループは、物件の周辺や最寄り駅などで通行人らに声を掛けて自社物件の“案内”をしていることでも知られており、今回の計画が正式に決定した際は、綱島駅や綱島東を中心としたエリアでPR活動が積極的に行われる可能性もありそうです。
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【参考リンク】
・一戸建て28戸が計画されている綱島東6丁目の場所(グーグルマップ)