日吉は歴史的建造物の街に!下田の旧家「田邊家住宅」も認定される

横浜日吉新聞
横浜市認定歴史的建造物として認定された下田町の「田邊家住宅」

横浜市認定歴史的建造物として認定された下田町の「田邊家住宅」(写真は横浜市のニュースリリースより)

横浜市は2016年3月30日に下田町3丁目の「日吉の森庭園美術館」にある「田邊家住宅」について、歴史的建造物として認定したと発表しました。横浜市認定歴史的建造物としては91件目で、港北区内では日吉本町1丁目の木造住宅「中澤高枝邸」(1994年度認定)と箕輪町1丁目の慶應義塾大学「日吉寄宿舎(南寮及び浴場棟)」(2011年度認定)に次ぎ3件目となり、3つすべてが日吉の街にあります

田邊家住宅は、下田町の旧家である田邊家の居宅として江戸末期から明治初期にかけて建てられたと推定されています。田邊家は、「その歴史は江戸時代に遡り、関ヶ原の戦いに勝った徳川家康は江戸幕府を開く際、当家(田邊家)初代『大炊助』に幕府直轄領(天領)三十石五人扶持と苗字帯刀を許し、現在の地(横浜市港北区)に定住させこの地の管理を任せました」(日吉の森美術館ホームページ)という長い歴史があります。田邊家は下田神社(下田町3)や下田山真福寺(同)の創建にも尽力しています。

田邊家住宅の建物は「日吉の森庭園美術館」として広く公開されている

田邊家住宅の建物は「日吉の森庭園美術館」として広く公開されている

この下田町の旧家が紡いできた築150年を超える貴重な古民家や庭園を守るため、2010年2月には公益財団法人として「日吉の森文化財団」が創設されました。

2014年11月には、十二代当主の田邊泰孝さん(享年92歳・2013年没)の名を冠した「田邊泰孝記念館」や、下田町生まれの彫刻家・田辺光彰(みつあき)さん(享年76歳・2015年没)の作品を集めた「田辺光彰美術館」と、田邊家住宅を合わせたエコミュージアム(環境と博物館を一体展示)として「日吉の森美術館」がオープンしています。

日吉の森美術館は、毎日開館しているわけではありませんが、4月の開館日は4月6日(水)~7日(木)・16(土)・17日(日)・ 19日(火)・22日(金)・25日(月)~26日(火)・28日(木)~29(祝・金)の10日間が設定されています。時間は10時から16時まで、入館料は大人400円です。

歴史的建造物が3件もある日吉の街ですが、他の2件は現在も居住地として使われているため非公開(外から眺めることは可能です)となっており、貴重な建築物が広く公開されている日吉の森美術館は、「歴史建造物の街・日吉」にとって欠かせない存在です。

【関連記事】

11/14(土)に日吉の貴重な歴史的建物を一般公開、まち歩きツアーも(2015年9月29日、中澤高枝邸の紹介も)

日吉住民も慶應生も多くが気づかない、義塾の歴史を背負った「日吉寄宿舎」の今(2016年2月11日、日吉寄宿舎の紹介)

【参考リンク】

「田邊家住宅(日吉の森庭園美術館)」を歴史的建造物として認定しました!(2016年3月30日、横浜市)

横浜市認定歴史的建造物の一覧(横浜市、日吉の3件を除いては“横浜中心部”の建物ばかり)

日吉の森庭園美術館のホームページ


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