慶應で開催「少年野球教室」に大きな反響、区連盟50周年“第2弾”記念イベントも | 横浜日吉新聞

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地元小学生大学生による“夢の野球教室”は、参加者それぞれに大きな反響を呼ぶイベントとなったようです。

港北区の14チームが加盟する港北区少年野球連盟(金子高之会長)と慶應義塾体育会準硬式野球部は、今月(2025年)12月6日(土)午前、同連盟の50周年を記念した「野球教室」を、慶應義塾日吉台球場(日吉台グラウンド)(日吉4)で開催。

港北区少年野球連盟50周年を記念し初めて慶應義塾日吉台球場で開催された「少年野球教室」の開会式。金子会長が「何か1つでも持ち帰れるように」とあいさつを行った(12月7日)</small>

港北区少年野球連盟50周年を記念し初めて慶應義塾日吉台球場で開催された「少年野球教室」の開会式。金子会長が「何か1つでも持ち帰れるように」とあいさつを行った(12月7日)

今回の企画の実現に尽力した慶應義塾大学準硬式野球部の皆さん

今回の企画の実現に尽力した慶應義塾大学準硬式野球部の皆さん

同連盟に所属する4年生85人と監督・コーチなどのチームの運営者らが集う、慶應義塾の学生との野球を通じた交流の時間を過ごしました。

この日のイベント開会にあたり、まずは同少年野球連盟の金子高之会長が「ぽかぽか陽気になってきて、非常にいい天気。慶應義塾のおにいさん、おねえさんたちに一生懸命教わりたいという気持ちがあれば、一生懸命教えてもらえると思います。何か一つでも身に付けて持ち帰れるようにしましょう」と子どもたちに呼び掛けます。

新年度から慶應義塾大学準硬式野球部の監督に就任した森江さんがあいさつ内でコーチを務める「日吉レッドファイターズ」から慶應義塾のユニフォームに瞬間で着替えるパフォーマンスで子どもたちを笑顔にしていた

新年度から慶應義塾大学準硬式野球部の監督に就任した森江さんがあいさつ内でコーチを務める「日吉レッドファイターズ」から慶應義塾のユニフォームに瞬間で着替えるパフォーマンスで子どもたちを笑顔にしていた

続いてあいさつを行った同野球部の森江宏之新監督は、「実は私、日吉に住んでおりまして、何を隠そう、日吉レッドファイターズのコーチも務めています」と自己紹介。

そして、「15年前と比較すると、日本のアマチュア野球人口は4割も減少、現在では約88万人になったといわれています。日本の野球界をもっと盛り上げるためにも、きょうは本当に楽しく、みんなで野球を行いたいと思います」と、昨日よりも少しでも野球が上手になって、(この日のイベントが)楽しかったと思える毎日を過ごしてもらいたいと語ります。

部員たちも笑顔で森江新監督に拍手を送っていた

部員たちも笑顔で森江新監督に拍手を送っていた

特に、今回の練習メニューについては、同部の部員たちが“楽しい、上手(うま)くなる”ようにと“たくさん考案”したとのこと。

港北区の連盟としての初の試みとして、「他のチームの子どもたちの顔と名前、たくさん覚えて今日は帰ってください」と、他のチームの子どもたちとも、“特別な場所”で一緒に練習を行える今回のイベントのメリットについても熱くその想いを語っていました。

無事に開会式を終え、企画の実現に尽力した準硬式野球部主務の小川未沙さん(最左)らも笑顔に。麻布大学監督の塩谷さん(最右)も激励に訪れていた

無事に開会式を終え、企画の実現に尽力した準硬式野球部主務の小川未沙さん(最左)らも笑顔に。麻布大学監督の塩谷さん(最右)も激励に訪れていた

港北区少年野球連盟の金子会長は新羽ホークス代表・総監督として長年活動に尽力。「頑張る君がいるから 僕がいる」との仲間やチームワークの大切さを記した横断幕は創立30周年記念の際に作られたという

港北区少年野球連盟の金子会長は新羽ホークス代表・総監督として長年活動に尽力。「頑張る君がいるから 僕がいる」との仲間やチームワークの大切さを記した横断幕は創立30周年記念の際に作られたという

この日は、麻布大学体育会準硬式野球部監督で、関東地区大学準硬式野球連盟の理事(神奈川大学準硬式野球連盟 副理事長)を務める塩谷順彦さんも来場。

宮前パワーズ(日吉地区)に塩谷さんの子がかつて在籍していたことから、野球教室の実施を同部の前監督・風間善明さんとコロナ禍以前から検討していたといい、今回の区全体での教室の実施につながったことを喜び、笑顔でイベントに臨む子どもたちの様子を見守っていました。

6つのグループに分かれて後、まずは「自己紹介」から練習がスタート

6つのグループに分かれて後、まずは「自己紹介」から練習がスタート

バドミントンの羽根を使用したバッティング練習のシーン

バドミントンの羽根を使用したバッティング練習のシーン

グラウンドいっぱいに走り遊ぶメニューも

グラウンドいっぱいに走り遊ぶメニューも

走り、そしてダッシュを楽しく見に付けることができそう

走り、そしてダッシュを楽しく見に付けることができそう

甲子園球児も躍動した憧れの球場での守備練習も行われた

甲子園球児も躍動した憧れの球場での守備練習も行われた

今回の企画の中心的な役割を担った同連盟の理事で新吉田スターズ監督の佐々木智幸さんは、「会場となった日吉台球場まで、子どもたちや保護者、チーム関係者が歩いて日吉駅から現地に向かったことも、なかなか入ることがない日吉キャンパスを知る良い機会になったと大変好評でした」と、野球のみならず、慶應義塾と地域との関係にも“良い影響”があったのではと喜びます。

武相グラウンドで5・6年生対象の「50周年特別企画」も

5・6年生を対象とした、“第2弾”企画として行われる「記念事業」は、きょう12月21日(日)に武相中学校・高校グラウンド(仲手原2)で行われますが、「昨日からの降雨の影響が残り、残念ながら午前に予定していた記念試合は中止、午後に予定しているチーム対抗競技会はきょう12時集合で行われます」と佐々木さん。

特に、卒業を控えた6年生にとってより想い出深い「50周年事業」となるようにと、今回、野球の強豪校として知られる地元「武相グラウンド」でのイベントを企画したといいます。

今回の記念事業の企画を担当した新吉田スターズ監督の佐々木さん。開会式では司会進行も

今回の記念事業の企画を担当した新吉田スターズ監督の佐々木さん。開会式では司会進行も

保護者も写真撮影で子どもたちを応援

保護者も写真撮影で子どもたちを応援

また、来年2月の中学受験期以降に予定されている、連盟主催の「送別試合」や、関係者を対象とした「記念式典」に向けての準備も、現在、併せ進めているとのことです。

区内の各チームでは、新たな部員を募集しており、「次世代の子どもたちに野球を楽しんでもらえる環境づくりを連盟で推し進めています。ぜひ、入会に際してはそれぞれのチームに直接お問い合わせください」と、新たな子どもたちの見学や体験入部、地域内外からの運営への参加や協力についても広く呼び掛けています。

この日は多くの保護者や関係者がスタンドから見学し子どもたちを激励。「50周年」を契機に新しく生まれた慶應義塾大学と港北区周辺の子どもたちの交流シーンが長く続くようにと祈りたい

この日は多くの保護者や関係者がスタンドから見学し子どもたちを激励。「50周年」を契機に新しく生まれた慶應義塾大学と港北区周辺の子どもたちの交流シーンが長く続くようにと祈りたい

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

小学生と慶大生が「夢の交流」、港北区少年野球連盟50周年“野球教室”を慶應日吉で(2025年12月4日)

【参考リンク】

港北区少年野球連盟公式サイト ※全14チームの公式サイトへのリンク有

【全港北】12/21(日)の予定(同)

第50回港北区送別大会の組み合わせについて(同)

野球教室を行いました。(慶應義塾体育会準硬式野球部公式サイト)


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