150人の部員“全員”が企画したという体験・交流イベントを、今年も日吉の陸上競技場で楽しむことができそうです。
慶應義塾大学の体育会「競走部」（陸上部、須﨑遥也主将）は、今月（2025年）10月25日（土）と26日（日）に、同大学日吉キャンパスの陸上競技場（日吉4）で「ALL KEIO（オール慶應）陸上祭」を企画・開催。
慶應義塾大学日吉キャンパスの陸上競技場で10月25日・26日に開催される「第5回オール慶應（ALL KEIO）陸上祭」の案内ポスター（主催者提供）
2日目の26日（日）に行われる「イベントデー」の参加者を、インターネット経由での事前予約制（参加費：各企画500円、複数企画参加の場合はセット割＝2企画：800円、3企画：1000円）で、10月19日（日）まで募集しています。
2021年からスタートした同イベントは、地域や附属校、卒業生とのつながりの強化や、4年生の引退時期の明確化を目標にスタートしたといい、「『地域貢献』や『縦横斜めの繋がり』の強化、『4年生への花向け』の軸を元に発足しました」と、今回の企画を担当した宇佐美鳳（すぐる）さん。
参加費は各企画500円。複数企画参加の場合はセット割（2企画：800円、 3企画：1000円）有。「ペットボトルキャップアートやリユース持ち込み企画などで、世界で困っている方々に貢献できるイベント、着順予想システムによって観客を巻き込む新しい陸上競技の形を模索するイベントなど、初の試みとして行います」と新たな企画も用意し社会貢献も試みるとのこと（主催者提供）
「現在もその軸をぶらすことなく、多くの皆さまとの交流の場所、ひいては恩返しの形として、毎年より良いイベントを作るべく試行錯誤を重ねています」と、部員150人全員が企画に携わり、各企画に適したメンバーとして、学年やブロックの垣根を越えて準備を行ってきたと説明します。
その甲斐あってか、昨年（2024年）は来場者が700人を超える規模までイベントが成長したといい、「部員同士のチームワークが向上する取り組みと考えています。また、お世話になっているにも関わらず実際に関わる機会が持ちにくい地域の皆様との交流の場を作ることで、日吉という街全体を元気にしていきたいと思っています」との想い、そして意気込みを語ります。
メインとなるイベントの多くが事前申込制。「小学生から大人までの幅広い方々に楽しんでいただけるイベントを用意しています」と主催者（同提供）
「多くの地域の皆さんに参加していただき、お互いをよりよく知り今後とも良い関係性を築いていくことができれば」と、“地域への恩返し”も大きな開催理由になっているという宇佐美さん。
あす10月18日午前には、箱根駅伝本戦出場をかけた「箱根駅伝予選会」（国営昭和記念公園など、東京都立川市）に出場するほか、「年間6つの公式戦や日吉競技場で開催する複数の大会もあります。今回参加することで、選手や弊部をたくさん知っていただき、ぜひ各大会でもご声援いただければ」と、開催当日の参加、また以降の各種大会での日吉や近郊エリアからの“熱き声援”を広く呼び掛けています。
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・100回記念「陸上の早慶戦」は7月6日（土）、新たな日吉の競技場で“熱き声援”を（2024年7月5日）
・【過去記事】一新した慶應の「日吉陸上競技場」、4月14日（日）にスポーツ体験イベント（2024年3月29日）※陸上競技場のリニューアルについてなど
【参考リンク】
・第5回「ALLKEIO陸上祭」特設サイト（慶應義塾体育会競走部）
・【試合予定】第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会（同）※10月18日（土）開催
