慶應競走部の陸上イベントがより楽しめる形に進化しました。
慶應義塾大学の体育会「競走部」は今月(2024年)10月26日(土)昼から日吉キャンパスの陸上競技場で「ALL KEIO(オール慶應)陸上祭」を企画し、今回は一般参加できる企画をさらに増やしています。
オール慶應陸上祭は、慶應の一貫校やOB・OGとのつながり強化と4年生の引退試合を兼ねて2021年に初めて日吉陸上競技場で開き、地域の小学生向け講座など公開企画を年々増やしてきました。
昨年(2023年)の第3回は日吉陸上競技場が改修工事中だったため「ALL KEIOトラック&フィールドフェスティバル」の名で等々力競技場で実施しています。
第4回となる今回は、12時に「1000m(メートル)Game(ゲーム)」と題し、日吉陸上競技場のトラックを使った一般公募の男女混合レースからスタート。
実際に1000メートルを走る今回の企画は、タイムを狙うアスリートから親子まで誰でも参加申込が可能です(定員90人、申込は10月16日締切)。
続いて13時30分から15時45分は、小学3年生から6年生までを対象とした「KEIOオールラウンド陸上教室」が企画され、「走る」「跳ぶ」「投げる」から2種目を体験することができます。定員は120人で事前申込が必要です。
また、13時10分から16歳以上の市民ランナー30人を対象とした「箱根ランナーによるランニング教室」も企画。
箱根駅伝やニューイヤー駅伝への出場経験を持つ競走部の保科光作コーチらがランニングのノウハウを伝授する内容となっています。こちらも事前申込が必要で、定員を超えた場合は抽選になるとのことです。
17時30分から18時30分までは陸上競技場のとなりに位置する協生館「藤原洋記念ホール」に会場を移し、慶應大学OB・OGの3氏を招いた「日吉アスリート対談」が行われます。
初企画となる対談には、寺田明日香選手(2020年東京五輪出場)と高桑早生(さき)選手(2012年ロンドン/16年リオ/20年東京/24年パリの各パラリンピック出場)、豊田兼選手(2024年パリ五輪出場)を招き、オリンピック・パラリンピックでの経験や競技の取り組み姿勢などが語られる予定です。
日吉アスリート対談は定員400人で事前申込が必要となっています。
なお、一部の企画はすでに応募が多くなっているとのことで、早めに申し込むのが良さそうです。
また、当日は9時から日吉陸上競技場で「陸上競技会」が行われ、スタンドを解放するとのことです。
【関連記事】
・【過去記事】一新した慶應の「日吉陸上競技場」、4月14日(日)にスポーツ体験イベント(2024年3月29日、今年は陸上競技場のリニューアル時にもイベントを開いている)
【参考リンク】
・2024年10月26日(土)「第4回 ALL KEIO 陸上祭」(日吉陸上競技場で9:00~18:30に開催、参加申込フォームも)
・慶應義塾「競走部」公式サイト(短短や長距離、跳躍、投擲など各ブロックの紹介など)