日吉6の「北綱島ポンプ場」や高田西1「高田ポンプ場」などで看板広告を募集 | 横浜日吉新聞

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ポンプ場など市の下水道施設で看板広告が出せます。

横浜市下水道河川局は、日吉(北綱島)や高田をはじめ港北区内3カ所を含めた下水道施設に看板広告を掲出できるようにし、市内20カ所で広告を募集しています。

看板広告を募集している下水道施設20カ所の一覧。当初は北新横浜1丁目の「新羽雨水調整池・滞水池」でも募集する予定だったが、今後工事が行われる可能性が分かったため今回は対象外にしたとのこと(下水道河川局の資料より)

募集しているのは、矢上川に雨水を排水したり水再生センターへ送る汚水を中継したりする「北綱島ポンプ場」(日吉6)と、早渕川へ雨水を排水する「高田ポンプ場」(高田西1)、港北区や都筑区などの生活排水をきれいな水に戻す「港北水再生センター」(大倉山7)の区内3カ所をはじめとした20施設。

矢上川と鶴見川の合流地点の近い日吉6丁目に置かれている「北綱島ポンプ場」、綱島東5丁目に接し、鶴見川を渡る鷹野人道橋も至近(資料写真、2021年)

ホームセンター「島忠ホームズ港北高田店」に隣接して建てられている「高田ポンプ場」、日吉元石川線に面し、裏側に早渕川が流れる(10月19日)

主要道路に面するなど見る人が多くなりそうな施設を中心に募集しており、施設内の道路に面した場所に最大で縦2.7メートル、横12メートル幅までの看板(大きさは施設により異なる)掲出が可能。

北綱島ポンプ場における看板広告の設置場所などについての詳細(下水道河川局の資料より)

たとえば、北綱島ポンプ場や高田ポンプ場は最大で縦横2.5メートルの看板掲出が可能としています。広告料は単価(月額1650円/平方メートル)を基準として算出し、このほか1平方メートルあたり年間3597円から1万1238円の土地占用料などが必要とのことです。

高田ポンプ場における看板広告の設置場所などについての詳細(下水道河川局の資料より)

募集期間は現時点で来年3月までとなっています。

なお、市の下水道河川局は旧環境創造局(現みどり環境局)に置かれていた「下水道部」と道路局の「河川部」が一体的に治水を進めていくことを主眼として昨年(2024年)度に発足した新しい組織。

前々身となる下水道局から環境創造局下水道部に変わったばかりの2005(平成17)年度を皮切りに下水道施設の広告活用を始めており、今回の募集は通算7回目になるとのことです。

【参考リンク】

横浜市下水道河川局「市内21か所で大募集!下水道施設に設置する看板広告主を募集します」(2026年3月まで募集中、当初は21カ所だったが募集は20カ所となった)

横浜市「北部第一水再生センター」と所管するポンプ場(北綱島や高田、樽町などポンプ場8カ所を紹介)

大倉山7丁目「港北水再生センター」(港北区や都筑区などの家庭から出された汚水をきれいな水に変え、鶴見川へ放流する大型施設)

横浜市「広告のできる庁舎・施設一覧」(市内のさまざまな公共施設で広告が掲出できる)


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