師岡熊野神社の創建1300年を祝う「星祭」、竹灯籠で“いの池”ライトアップも | 横浜日吉新聞

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創建1300年を祝う「星祭」では、竹灯籠を使用した“いの池”のライトアップも予定されています。

昨年(2023年)7月、4年ぶりに地域の人々が集う「星祭」が復活した師岡熊野神社(師岡町、石川正人宮司)。

今年(2024年)は、今週末7月6日(土)7日(日)の2日間、17時から20時までの予定で、同神社の境内で「第24回 星祭」を開催することになりました。

師岡熊野神社「星祭り」2023年開催時の様子(7月8日)

師岡熊野神社「星祭り」2023年開催時の様子(7月8日)

奈良時代の755(天平勝宝7)年7月7日に初めて行われたという「七夕まつり」は、江戸時代にも一般に「星祭」の名で開かれ、多くの人々に親しまれてきたといわれています。

同神社でも長年行われてきたといいますが、2001(平成13)年からは地域交流の場として、同神社で近隣の小・中学校や園児が記した短冊を飾る「七夕飾り」として行われてきました。

2023年は約7000枚の短冊が境内を彩った

2023年は約7000枚の短冊が境内を彩った

今年も、昨年と同様に、夜店の出店や、地域の子どもたちや団体による演奏、邦楽・太鼓・雅楽などの伝統芸能の披露などを予定しています。

なお、今年は境内の石段(階段)前に位置する「いの池」周辺で、「『いの池』希望の灯り点灯プロジェクト」による竹灯籠でのライトアップを予定しています。

「いの池」のライトアップは両日ともに19時から20時を予定しているとのこと(6月22日)

「いの池」のライトアップは両日ともに19時から20時を予定しているとのこと(6月22日)

「竹灯籠づくり」は、大倉山での地域イベント開催時、また、6月22日に行われた池の水を抜く「かいぼり(搔い掘り)」実施日にも、竹の切り出しとともに行われました。

また今年から、駐輪スペース確保のためにと「地元農家の野菜即売会」は行われないとのこと。

地元・師岡町で切り出したばかりの竹から作られた「竹灯籠」がどのように“いの池”を彩るかに注目したい

創建1300年に際しての記念開催ということもあり、混雑が予想されることから、「駐輪スペースも限りがありますので、なるべく徒歩公共交通機関を使用してお越しください」(同神社)と呼び掛けており、駐輪する際は「近隣の迷惑にならないように」と、マナー遵守についても広く呼び掛けています。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

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師岡熊野神社が創建1300年、歴史伝える「宮神輿」の隊列が町内に(2024年6月3日)

【参考リンク】

師岡熊野神社公式サイト ※5月31日リニューアル

師岡熊野神社公式Facebookページ ※「星祭」ポスターやステージプログラム詳細を掲載

師岡熊野神社 いの池愛護会のインスタグラム(Instagram)


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