【法人サポーター会員による提供記事です】桜花舞う「綱島」の街をデザインした冊子が完成。“仕事・家庭・郷土”を愛し活動を行う「若手の会」の50年を凝縮したかの冊子に仕上げられています。
綱島商店街の若手メンバーからなる「綱島一番会」は、1973(昭和48)年10月に正式に発足してから50周年を迎えたことを記念し、「創立50周年記念誌」を制作。
制作した150部は5月中に完成。順次、同会会員や地域の公的機関、公共施設や綱島の児童・生徒が通う学校や園などに寄贈したといいます。
![今年(2024年)5月に完成した「綱島一番会創立50周年記念誌」。送付用の封筒には「みんな大好き綱島はいいね!未来へつなぐ【綱グッド!】」として、当初候補の一つになっていたイラストが採用されている(6月24日、綱島商店街事務局)](https://hiyosi.net/wp-content/uploads/2024/07/20240701ichibankai01-233x300.jpg)
今年(2024年)5月に完成した「綱島一番会創立50周年記念誌」。送付用の封筒には「みんな大好き綱島はいいね!未来へつなぐ【綱グッド!】」として、当初候補の一つになっていたイラストが採用されている(6月24日、綱島商店街事務局)
創立10周年「十年のあゆみ」、20周年の「Point 点」以来の発行になる同会の「記念誌」は初のフルカラー冊子に仕上げられています。
「綱島一番会とは」のページには、初代会長の猿渡茂さんのもと、「商店街の2世」を中心に創立したとの経緯を掲載。
目的として「仕事を愛し・家庭を愛し・郷土を愛し」との“三愛主義”を信条とし、綱島の住民の交流と地域の活性化に貢献する団体として、様々な活動を行ってきたとしています。
交流の場を作るのみならず、火災で焼失した綱島諏訪神社(綱島東2)の再興による「夏祭りの復活」を目的に掲げ集った創設メンバー9人を「伝説の神9(ナイン)」と名付けて紹介。
草創期「綱島七夕まつり(祭り)」や後継イベントの「オータムフェスティバル(前サマーフェスティバル)」や会員の子どもたちへのサンタ衣装での「クリスマスプレゼント」贈呈や、年末の夜警といった地域貢献活動についても紹介。「これからも綱島の発展と住民の幸せのために」活動していくとしています。
全体の構成は5章からなっており、第1章は中森伸明大会会長(現綱島商店街会長)、猿渡功実行委員長(前一番会会長)、大屋智久会長などによる「挨拶(あいさつ)」を掲載。
続く第2章の「歴史写真館」では、1970~1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、そして2020年代と、現在も活動を行う歴代会長たちのコメントも併記し、10数枚ずつの写真を掲載。各年代の歴史や想い出を伝えています。
第3章では、10周年記念誌「十年のあゆみ」での対談特集を再掲。商店街草創期を知る11人による座談会でのトークは、綱島商店街の成り立ちを知り伝える上で重要な内容として、後世にその歴史を伝えます。
また第4章では、現在の会の“リアル”を伝える特集として、3月に横浜ベイホテル東急内(西区みなとみらい)で開かれた「創立50周年記念式典・祝賀会」の模様を詳しく掲載しています。
そして最後の第5章の「組織図」のページでは、歴代10代会長の写真も掲載。会の組織や歴史のみならず、会を作り上げてきた「人」の歴史も後世に伝える内容に仕上げられています。
桜の木と花びらが舞う様子を配した表紙には、1975(昭和50年)から行われてきた「綱島七夕まつり」の草創期に撮影した集合写真を採用。
会の“源流”を伝える「記念誌」の発行により、今後、長きにわたる街や商店街の歴史を、後世に“リアル”に伝える役割を果たしていくことが期待されています。
(※)記事の掲載内容については、直接「綱島商店街」にお問い合わせください
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【参考リンク】
・about TSUNASHIMA – 綱島商店街のご紹介(綱島もるねっと)
(法人サポーター会員:綱島商店街・綱島一番会提供)