高校野球神奈川県大会は来月(2024年)7月5日に開幕。港北区内の6校が「夏の甲子園」を目指す闘いに挑みます。
「第106回全国高校野球選手権大会」への出場を目指す神奈川大会(県高校野球連盟・朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が先週6月8日午後に保土ケ谷公会堂(保土ケ谷区星川)で開かれ、168校(チーム)の組み合わせが決定。※【6月20日20時50分追記】3回戦以降の球場が決定しました。「組み合わせ」を更新します。【7月4日2時50分追記】テレビ・ネット中継については最新記事をご参照ください。

「第106回全国高校野球選手権大会」神奈川大会の組み合わせ。昨年(2023年)より1チーム増えて168校(チーム)の参加となった※【6月20日20時50分追記】3回戦以降の球場が決定しました。「組み合わせ」を更新します(主催者提供)
暑さ対策のため7月5日(金)16時からの開始となる横浜スタジアム(中区)での開会式の後、翌々日7日(日)の1回戦の対戦からスタートする予定です。
港北区内のチームでは、1回戦から日大高校が7日に住吉高校と等々力球場(中原区)で、岸根高校が相洋高校とサーティーフォー相模原球場で対戦。港北高校は8日に相模原城山高校と同球場で対戦する予定です。
2回戦からは、春の神奈川大会を制した武相高校が第1シードとして9日(火)に「横浜緑園・横浜旭陵」2校の連合チームと海老名高校との勝者と同球場で対戦。
春の大会ベスト8の慶應義塾高校(慶應塾高)は、第2シードとして平塚工科高校と横須賀学院の勝者と11日(木)に同球場で、続けて新羽高校が七里ガ浜高校と荏田高校との勝者と同球場で戦います。
抽選会場には、各チームから主将(キャプテン)やマネージャーなど各校の部員の代表者2人ずつが来場。
全校がくじを引き、ステージ上でのパネル掲示までの時間を、高揚感と緊張感をもって見守る姿が見られていました。
春を制した武相高校の主将(キャプテン)・仲宗根琉空(りく)君は、「春の関東大会では(初戦敗退で)悔しい思いをしたが、地域の皆さんの応援がすごく力になっています。甲子園を目指す夏の戦いで、違った姿を見せることができれば」と話します。
夏の甲子園連覇を目指す慶應塾高の佐伯朔太朗(さくたろう)君は、「やはり目標は日本一になること。去年(2023年)の夏、優勝したことは忘れて、自分たちは自分たちのチームをつくっていこうということを掲げて取り組みたい」とチームとしての大会に向けた意気込みを語っていました。
3回戦以降行われる球場については現在調整中となっており、6月下旬に発表される予定とのこと。
雨天などによる順延なくば、準々決勝は県内4球場で7月20日(土)に行われ、23日(火)の準決勝と24日(水)の決勝戦は横浜スタジアムで開催される予定とのことです。
港北区内6校の初戦予定
(※)各学校名の部分から「バーチャル高校野球」の戦績一覧にリンクしています(春の地区予選の結果は未掲載)。「川崎・横浜北地区」予選の結果は神奈川県高校野球連盟のPDFファイルに掲載されています
(※)6月9日現在の情報です。試合日程と開始時間は、雨天順延や第一試合の終了時間などによって変更される場合があります。神奈川県高野連の公式サイトなどでご確認ください
▼ 7月5日(金)
横浜スタジアム16:00予定:開会式 ※試合は7日開始
▼ 7月7日(日)
▼ 7月8日(月)
▼ 7月9日(火)
相模原10:00予定:武相高校 vs 連合(横浜緑園・横浜旭陵)/海老名の勝者
▼ 7月11日(木)
相模原10:00予定:慶應義塾高校 vs 平塚工科/横須賀学院の勝者
相模原12時30分目安:新羽高校 vs 七里ガ浜/荏田の勝者
【関連記事】
・高校野球「神奈川大会」は7月5日(金)開幕、テレビ放送やネット全試合配信も(2024年7月4日)※リンク追記
・【春季大会】<春の高校野球>武相高校に関東大会の壁、“悔しさ”糧に「最後の夏」へ(新横浜新聞~しんよこ新聞、2024年5月20日)
・【春季大会】<春の高校野球>慶應は横浜に敗れ夏は第2シード、武相は40年ぶり準決勝に(2024年4月30日)※「港北区内6校」の戦績も
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
【参考リンク】
・神奈川県高等学校野球連盟公式サイト(大会情報、観戦案内も)※6月下旬頃に「公式サイト」リニューアル予定とのこと
・バーチャル高校野球~神奈川大会(スポーツブル)※概要・展望や組み合わせも